MySQLのフィールドにゼロ値が挿入されるのを防ぐ方法
MySQLでフィールドへのゼロ(0)の挿入を防ぐには
MySQLのフィールドにゼロ値が登録されないようにするには、テーブルにBEFORE INSERTトリガーを作成するのが効果的です。トリガー内で挿入しようとする値をチェックし、0であればエラーを発生させることで、不正なデータの登録を未然に防げます。
まず、サンプル用のテーブルを作成しましょう。
mysql> create table DemoTable(Value int); Query OK, 0 rows affected (0.85 sec)
ゼロ値の挿入を防止するトリガーの作成
次に、DemoTableに対してBEFORE INSERTトリガーを作成します。NEW.Valueが0の場合、SIGNAL SQLSTATEを使ってエラーを返す仕組みです。
mysql> DELIMITER //
mysql> create trigger preventing_to_insert_zero_value
before insert on DemoTable
for each row
begin
if(new.Value = 0) then SIGNAL SQLSTATE '45000' SET MESSAGE_TEXT = 'You can not provide 0 value';
END if;
end
//
Query OK, 0 rows affected (0.34 sec)
mysql> DELIMITER ;動作確認:0を挿入してみる
それでは、実際にテーブルへ0を挿入し、正しく拒否されるか確認してみましょう。トリガーによって挿入はブロックされ、以下のようなエラーが表示されます。
mysql> insert into DemoTable values(0); ERROR 1644 (45000): You cannot provide 0 value
このように、トリガーが設定されているため、上記のテーブルには0を挿入できません。ただし、それ以外の値であれば問題なく登録できます。
その他の値の挿入
INSERTコマンドを使って、いくつかのレコードを追加してみます。
mysql> insert into DemoTable values(10); Query OK, 1 row affected (0.14 sec) mysql> insert into DemoTable values(-1000); Query OK, 1 row affected (0.41 sec)
登録結果の確認
SELECT文でテーブル内のすべてのレコードを表示します。
mysql> select *from DemoTable;
実行結果は以下の通りです。0は登録されておらず、10と-1000だけが保存されていることがわかります。
+-------+ | Value | +-------+ | 10 | | -1000 | +-------+ 2 rows in set (0.00 sec)
この手法を使えば、アプリケーション側でのチェックに頼らず、データベースレベルで確実にゼロ値の混入を防ぐことができます。データの整合性を保ちたい場合に非常に有効な方法なので、ぜひ活用してみてください。
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