作成済みのMySQLテーブルに新しい列を追加して値を自動入力する方法
はじめに
すでに作成済みのMySQLテーブルに対して、新しい列を追加し、既存のデータをもとに値を自動的に入力する方法を解説します。本記事では「生成列(Generated Column)」を活用した実践的な手法を、具体的なSQLクエリとともに紹介します。
サンプルテーブルの作成
まず、テーブルを作成しましょう。
mysql> create table DemoTable
-> (
-> Value1 int,
-> Value2 int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.77 sec)
次に、insertコマンドを使用してテーブルにいくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable values(10,10);
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
mysql> insert into DemoTable values(20,30);
Query OK, 1 row affected (0.24 sec)
テーブルの内容を確認する
selectステートメントを使用して、テーブル内のすべてのレコードを表示します。
mysql> select *from DemoTable;
出力結果
上記のクエリを実行すると、以下のような出力が得られます。
+--------+--------+
| Value1 | Value2 |
+--------+--------+
| 10 | 10 |
| 20 | 30 |
+--------+--------+
2 rows in set (0.00 sec)
新しい列を追加して値を自動入力する
以下が、作成済みのMySQLテーブルに新しい3列目を追加し、既存の列の値から自動的に値を設定するクエリです。ここでのポイントは、boolean型が整数コンテキストでは整数として扱われるという点です。つまり、falseは「0」、trueは「1」という数値になります。
今回使用しているのは生成列(Generated Column)です。生成列とは、他の列の値から計算結果に基づいて値が自動的に決定される特殊な列であり、手動でUPDATE文を実行する必要がありません。
mysql> alter table DemoTable add Value3 int generated always as (Value1 = Value2);
Query OK, 0 rows affected (0.51 sec)
Records: 0 Duplicates: 0 Warnings: 0
それでは、もう一度テーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
出力結果
実行すると、以下のようにValue3列が新しく追加され、Value1とValue2が等しい場合には「1」(true)、等しくない場合には「0」(false)が自動的に格納されていることが確認できます。
+--------+--------+--------+
| Value1 | Value2 | Value3 |
+--------+--------+--------+
| 10 | 10 | 1 |
| 20 | 30 | 0 |
+--------+--------+--------+
2 rows in set (0.00 sec)
まとめ
ALTER TABLE文と生成列(GENERATED ALWAYS AS)を組み合わせることで、作成済みのテーブルに新しい列を追加しながら、既存データに基づいた値を自動的に入力することができます。論理値の比較結果をそのまま数値として保存できるため、フラグ管理などにも応用できる便利な機能です。
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