MySQLのLIMITとOFFSETを1つのクエリで実装する方法|違いを実例で解説
MySQLにおけるLIMITは取得したいレコード数を指定する句であり、OFFSETは指定した位置の次(位置+1)からレコードを取得するための句です。この2つを組み合わせることで、ページネーションなどに便利な「途中の行から指定件数だけ取得する」処理が可能になります。
本記事では、実際にテーブルを作成し、LIMITとOFFSETを1つのクエリで使ったときの動作の違いを確認していきます。
サンプルテーブルの作成
まず、以下のコマンドでテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
-> (
-> Name varchar(100)
-> );
Query OK, 0 rows affected (1.33 sec)
テストデータの挿入
続いて、INSERT文を使って複数のレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable values('John');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Chris');
Query OK, 1 row affected (0.27 sec)
mysql> insert into DemoTable values('David');
Query OK, 1 row affected (0.27 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Bob');
Query OK, 1 row affected (0.26 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Sam');
Query OK, 1 row affected (0.22 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Mike');
Query OK, 1 row affected (0.59 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Carol');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Robert');
Query OK, 1 row affected (0.60 sec)全レコードの表示
SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from DemoTable;
出力結果
上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
+--------+
| Name |
+--------+
| John |
| Chris |
| David |
| Bob |
| Sam |
| Mike |
| Carol |
| Robert |
+--------+
8 rows in set (0.00 sec)
合計8件のレコードが登録されていることがわかります。
LIMITとOFFSETを組み合わせたクエリ
それでは、LIMITとOFFSETを同時に指定してデータを取得してみます。以下がそのクエリです。
mysql> select *from DemoTable limit 4 offset 3;
このクエリの意味は以下の通りです。
- OFFSET 3:先頭から3行(John、Chris、David)をスキップする
- LIMIT 4:スキップ後の先頭から4件のレコードを取得する
出力結果
上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
+-------+
| Name |
+-------+
| Bob |
| Sam |
| Mike |
| Carol |
+-------+
4 rows in set (0.00 sec)
まとめ
このように、limit 4 offset 3を指定することで、先頭の3行を飛ばして4番目以降の「Bob」「Sam」「Mike」「Carol」の4件だけを取得できました。
なお、MySQLではSELECT * FROM DemoTable limit 3, 4;のようにカンマ区切りの構文を使うこともできます。この場合、最初の値がOFFSET、次の値がLIMITとして解釈されるため、書き順には注意が必要です。ページネーション機能を実装する際には、LIMITとOFFSETの使い分けをしっかり理解しておきましょう。
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