MySQLのLIMITとOFFSETを使ったページネーションの実装方法
MySQLで大量のデータを扱う際、1画面にすべてのレコードを表示するのは非効率です。そこで活躍するのがLIMITとOFFSETを使ったページネーション(ページ分割)です。この記事では、実際にテーブルを作成し、サンプルデータを挿入しながら、LIMITとOFFSETによるページネーションの基本的な使い方を解説します。
テーブルの作成
まず、CREATE文を使ってテーブルを作成します。以下のクエリを実行してください。
mysql> CREATE table limitoffsetDemo -> ( -> id int, -> FisrtName varchar(200) -> ); Query OK, 0 rows affected (0.45 sec)
レコードの挿入
テーブルを作成したら、INSERT文を使ってレコードを挿入していきます。今回は11件のデータを登録します。
mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(1,'John'); Query OK, 1 row affected (0.11 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(2,'Bob'); Query OK, 1 row affected (0.16 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(3,'David'); Query OK, 1 row affected (0.13 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(4,'carol'); Query OK, 1 row affected (0.19 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(5,'Taylor'); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(6,'John'); Query OK, 1 row affected (0.24 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(7,'Smith'); Query OK, 1 row affected (0.13 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(8,'John'); Query OK, 1 row affected (0.12 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(9,'Johnson'); Query OK, 1 row affected (0.11 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(10,'Jason'); Query OK, 1 row affected (0.08 sec) mysql> INSERT into limitoffsetDemo values(11,'Bk'); Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
登録データの確認
レコードの挿入が完了したら、SELECT文を実行してテーブル内の全データを確認しましょう。
mysql> SELECT * from limitoffsetDemo;
上記のクエリを実行すると、以下のような結果が得られます。
+------+-----------+ | id | FisrtName | +------+-----------+ | 1 | John | | 2 | Bob | | 3 | David | | 4 | carol | | 5 | Taylor | | 6 | John | | 7 | Smith | | 8 | John | | 9 | Johnson | | 10 | Jason | | 11 | Bk | +------+-----------+ 11 rows in set (0.00 sec)
現在、テーブルには11件のレコードが登録されています。
LIMITとOFFSETによるページネーション
LIMITとOFFSETを使ってページネーションを実現するには、以下の構文を使用します。
SELECT * from テーブル名 limit 値1,値2;
この構文では、値1が「何件目のレコードから表示を開始するか」(オフセット)、値2が「表示するレコードの件数」を意味します。つまり、値1で取得開始位置を指定し、値2で一度に取得するデータ数を指定することで、ページごとの表示が可能になります。
実行例
それでは、実際にクエリを実行して結果を確認してみましょう。ここでは「8件目から4件のレコードを取得」しています。
mysql> SELECT * from limitoffsetDemo limit 7,4;
実行結果は以下の通りです。
+------+-----------+ | id | FirstName | +------+-----------+ | 8 | John | | 9 | Johnson | | 10 | Jason | | 11 | Bk | +------+-----------+ 4 rows in set (0.00 sec)
オフセットに「7」を指定したため、先頭から7件スキップされ、idが8〜11の4件のレコードが取得できました。このようにLIMITとOFFSETを組み合わせることで、簡単にページネーション機能を実装できます。
補足:OFFSETを明示的に書く方法
カンマ区切りの代わりに、OFFSETキーワードを明示的に使うこともできます。こちらの方が意図が分かりやすく、可読性が高いというメリットがあります。
mysql> SELECT * from limitoffsetDemo LIMIT 4 OFFSET 7;
どちらの書き方でも同じ結果が得られますので、プロジェクトのコーディング規約に合わせて選択するとよいでしょう。
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