MySQLでテーブルの存在を確認し、既存の場合は警告を表示する方法
MySQLでテーブルがすでに存在しているかどうかを確認したい場合、CREATE TABLE IF NOT EXISTS 構文を使用します。この構文を使うと、同名のテーブルが存在しない場合のみ新しく作成され、すでに存在する場合にはエラーではなく警告(Note)が表示されるため、安全にテーブル作成処理を実行できます。
基本構文
CREATE TABLE IF NOT EXISTS テーブル名
(
カラム名1 データ型,
カラム名2 データ型,
...
);実行例:すでに存在するテーブルを作成しようとした場合
ここでは、すでに存在しているテーブルと同じ名前で作成を試みます。すると、「Table already exists(テーブルはすでに存在します)」という警告メッセージが表示されます。
まず、次のようにテーブルを作成します。この時点で DemoTable はすでに存在しています。
mysql> CREATE TABLE IF NOT EXISTS DemoTable
-> (
-> Id int
-> );
Query OK, 0 rows affected, 1 warning (0.06 sec)実行結果に「1 warning」と表示されていることがわかります。この警告内容を確認するには、SHOW WARNINGS コマンドを使用します。
mysql> SHOW WARNINGS;
出力結果
+-------+------+-------------------------------------+ | Level | Code | Message | +-------+------+-------------------------------------+ | Note | 1050 | Table 'DemoTable' already exists | +-------+------+-------------------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
このように、レベルが「Note」、コードが「1050」の警告として、テーブルがすでに存在することを知らせるメッセージが表示されます。エラーではないため、処理自体は中断されずに正常終了します。
テーブルが存在しない場合の動作
一方、指定した名前のテーブルがまだ存在しない場合は、そのまま新しいテーブルが作成されます。次の例では DemoTable2 というテーブルを新規作成しています。警告は発生せず、テーブルが正常に作成されます。
mysql> CREATE TABLE IF NOT EXISTS DemoTable2
-> (
-> Id int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.71 sec)まとめ
CREATE TABLE IF NOT EXISTS を使えば、テーブルの存在有無を事前にチェックするクエリを別途実行する必要がありません。既存テーブルに対しては警告(Note 1050)を返しつつ処理を継続し、存在しない場合のみテーブルを作成するため、スクリプトやバッチ処理での冪等性(何度実行しても同じ結果になる性質)を確保したい場面で非常に便利です。
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