MySQLでsql_modeを永続的に設定する方法を解説
MySQLのsql_modeを永続的に設定する手順
MySQLでは、セッションごとにSET sql_modeを実行してSQLモードを変更できますが、サーバーを再起動すると設定は元に戻ってしまいます。そこで本記事では、設定ファイル(my.cnf / my.ini)を編集することで、sql_modeを永続的に設定する方法を解説します。
ステップ1:データディレクトリの場所を確認する
まず、MySQLのデータディレクトリの場所を確認しましょう。以下のコマンドを実行します。
mysql> select @@datadir;
実行結果は次のようになります。
+---------------------------------------------+ | @@datadir | +---------------------------------------------+ | C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\Data\ | +---------------------------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
ステップ2:設定ファイル(my.cnf / my.ini)を探す
Windows環境の場合は、上記で確認したディレクトリ「C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\Data\」付近にあるmy.iniまたはmy.cnfファイルを探してください。LinuxやmacOSの場合は、通常/etc/my.cnfや/etc/mysql/my.cnfなどに配置されています。
ステップ3:sql_modeを設定ファイルに追記する
設定ファイルをテキストエディタで開き、[mysqld]セクション内に以下のように記述します。
[mysqld] sql_mode="TRADITIONAL"
TRADITIONALモードについて:このモードは、MySQLを従来のデータベースシステムと同様の厳格な動作に近づけるものです。無効な値を挿入した場合などに警告ではなくエラーを返すため、データの整合性が保たれやすくなります。必要に応じて、STRICT_TRANS_TABLESやNO_ENGINE_SUBSTITUTIONなど、他のモードをカンマ区切りで組み合わせることも可能です。
ステップ4:MySQLサーバーを再起動する
設定ファイルの編集が完了したら、変更を反映させるためにMySQLサーバーを再起動します。Windowsの場合はサービス管理画面から、Linuxの場合は以下のようなコマンドで再起動できます。
sudo systemctl restart mysql
設定の確認方法
再起動後、以下のコマンドでsql_modeが正しく適用されているか確認できます。
mysql> SELECT @@GLOBAL.sql_mode;
これで、サーバーを再起動してもsql_modeの設定が維持されるようになります。設定ファイルを直接編集する際は、誤った記述があるとMySQLが起動しなくなる可能性があるため、必ずバックアップを取ってから作業を行うことをおすすめします。
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