MySQLで1つのクエリ内の複数条件に対して複数のCOUNT()を取得する方法
MySQLでは、GROUP BY句を活用することで、単一のクエリ内で複数の条件(グループ)ごとのCOUNT()を一度に集計できます。本記事では、サンプルテーブルを作成しながら、年齢別のレコード数を集計する具体例を通じて、その手順をわかりやすく解説します。
基本構文
特定のカラムの値ごとに件数をカウントする場合、以下の構文を使用します。
SELECT yourColumnName, COUNT(*) FROM yourTableName GROUP BY yourColumnName;
ステップ1:テーブルを作成する
まず、動作確認用のテーブルを作成します。Id(ID)、Name(名前)、Age(年齢)の3つのカラムを持つテーブルです。
mysql> create table MultipleCountDemo -> ( -> Id int, -> Name varchar(100), -> Age int -> ); Query OK, 0 rows affected (2.17 sec)
「Query OK」と表示されれば、テーブルの作成は成功です。
ステップ2:テストデータを挿入する
続いて、INSERTコマンドを使ってレコードを挿入します。今回は8人分のデータを登録します。
mysql> insert into MultipleCountDemo values(1,'Carol',21); Query OK, 1 row affected (0.27 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(2,'Sam',21); Query OK, 1 row affected (0.29 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(3,'Bob',22); Query OK, 1 row affected (0.10 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(4,'John',23); Query OK, 1 row affected (0.24 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(5,'David',22); Query OK, 1 row affected (0.12 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(6,'Adam',22); Query OK, 1 row affected (0.21 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(7,'Johnson',23); Query OK, 1 row affected (0.14 sec) mysql> insert into MultipleCountDemo values(8,'Elizabeth',23); Query OK, 1 row affected (0.25 sec)
ステップ3:登録したレコードを確認する
SELECT文で全レコードを表示し、データが正しく登録されているかを確認します。
mysql> select *from MultipleCountDemo;
実行結果は以下のとおりです。
+------+-----------+------+ | Id | Name | Age | +------+-----------+------+ | 1 | Carol | 21 | | 2 | Sam | 21 | | 3 | Bob | 22 | | 4 | John | 23 | | 5 | David | 22 | | 6 | Adam | 22 | | 7 | Johnson | 23 | | 8 | Elizabeth | 23 | +------+-----------+------+ 8 rows in set (0.00 sec)
ステップ4:GROUP BYで複数条件ごとの件数を集計する
ここからが本題です。Age(年齢)カラムをGROUP BY句に指定することで、「21歳・22歳・23歳」など各年齢ごとのレコード数を、たった1つのクエリで同時にカウントできます。
mysql> select Age,count(*)as AllSingleCount from MultipleCountDemo group by Age;
実行結果は以下のとおりです。
+------+----------------+ | Age | AllSingleCount | +------+----------------+ | 21 | 2 | | 22 | 3 | | 23 | 3 | +------+----------------+ 3 rows in set (0.00 sec)
結果の読み方
上記の出力から、次のことが一目でわかります。
- 21歳: 2人(Carol、Sam)
- 22歳: 3人(Bob、David、Adam)
- 23歳: 3人(John、Johnson、Elizabeth)
なお、「count(*)as AllSingleCount」のようにAS句で別名を付けておくと、出力結果の列名が分かりやすくなり、アプリケーション側での扱いも容易になります。
まとめ
GROUP BY句とCOUNT()を組み合わせることで、複数の条件(グループ)ごとの件数を個別にクエリを実行することなく、1回のクエリで効率的に集計できます。カテゴリ別の集計や統計処理など、実務でも頻繁に使われるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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