MySQLで数値を最も近い整数に切り捨てる方法|FLOOR()関数の使い方
MySQLで数値を最も近い整数に切り捨てたい場合は、FLOOR() 関数を使用します。FLOOR() 関数は、引数として渡された値以下の最大の整数を返すため、小数点以下をすべて切り捨てた結果が得られます。
FLOOR() 関数の基本構文
SELECT FLOOR(yourColumnName) FROM yourTableName;
サンプルテーブルの作成
まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。ここでは価格(Price)を格納する FLOAT 型のカラムを持つテーブルを定義します。
mysql> create table FloorDemo
-> (
-> Price float
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.57 sec)
データの挿入
次に、Price カラムへレコードを挿入します。INSERT 文は以下のとおりです。
mysql> insert into FloorDemo values(5.75);
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)
mysql> insert into FloorDemo values(5.23);
Query OK, 1 row affected (0.31 sec)
mysql> insert into FloorDemo values(5.50);
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
登録データの確認
SELECT 文を使って、テーブルに登録されたレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from FloorDemo;
実行結果は以下のとおりです。
+-------+
| Price |
+-------+
| 5.75 |
| 5.23 |
| 5.5 |
+-------+
3 rows in set (0.00 sec)
3件のレコードが登録されました。これらの値をそれぞれ最も近い整数に切り捨てるために、前述の FLOOR() 関数を使用します。
FLOOR() 関数で切り捨てを実行
FLOOR() 関数を適用したクエリは次のとおりです。
mysql> SELECT FLOOR(Price) from FloorDemo;
実行結果は以下のようになります。
+--------------+
| FLOOR(Price) |
+--------------+
| 5 |
| 5 |
| 5 |
+--------------+
3 rows in set (0.03 sec)
ご覧のとおり、5.75・5.23・5.50 のいずれも小数点以下が切り捨てられ、「5」という整数値が返されました。
補足:FLOOR() と CEIL() の違い
なお、FLOOR() は「切り捨て」を行う関数ですが、逆に「切り上げ」を行いたい場合は CEIL()(または CEILING())関数を使用します。また、四捨五入を行いたい場合には ROUND() 関数が便利です。用途に応じてこれらの関数を使い分けるとよいでしょう。
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