MySQLでテーブルのカラムサイズを変更する方法|ALTERコマンドの使い方を解説
MySQLでカラムサイズを変更するには?
MySQLでは、ALTERコマンドを使うことで、既存テーブルのカラムサイズを後から変更できます。この記事では、実際にエラーが発生するケースから、ALTERコマンドで解決するまでの手順を順番に解説します。
カラムサイズが小さいと起こる問題
テーブル作成時にカラムにサイズを定義した場合、INSERT時にその定義サイズを超えるデータを挿入しようとすると、エラーが発生します。まずは、CREATEコマンドでサンプル用のテーブルを作成してみましょう。
mysql> CREATE table ModifyColumnNameDemo
-> (
-> id int,
-> StudentName varchar(10)
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.45 sec)
テーブルの作成に成功したら、INSERTコマンドでレコードを挿入してみます。
mysql> INSERT into ModifyColumnNameDemo values(1,'CarolTaylor');
ERROR 1406 (22001): Data too long for column 'StudentName' at row 1
上記のクエリでは「ERROR 1406(Data too long)」というエラーが発生しました。これは、11文字のデータ「CarolTaylor」をvarchar(10)として定義されたカラムに挿入しようとしたためです。
ALTERコマンドでカラムサイズを変更する
このエラーは、カラムサイズを変更することで解決できます。使用する構文は以下のとおりです。
ALTER table テーブル名 modify カラム名 データ型(サイズ);
それでは、StudentNameカラムのサイズを200に変更してみましょう。
mysql> ALTER table ModifyColumnNameDemo modify StudentName varchar(200);
Query OK, 0 rows affected (1.54 sec)
Records: 0 Duplicates: 0 Warnings: 0
変更結果を確認する
DESCコマンドを実行して、StudentNameカラムのサイズが200に変更されているか確認します。
mysql> DESC ModifyColumnNameDemo;
実行結果は以下のとおりです。
+-------------+--------------+------+-----+---------+-------+
| Field | Type | Null | Key | Default | Extra |
+-------------+--------------+------+-----+---------+-------+
| id | int(11) | YES | | NULL | |
| StudentName | varchar(200) | YES | | NULL | |
+-------------+--------------+------+-----+---------+-------+
2 rows in set (0.04 sec)
出力結果を見ると、StudentNameカラムのサイズがvarchar(200)に変更されていることがわかります。
再度データを挿入して動作を確認
サイズ変更後は、先ほどエラーになった同じデータでも問題なく挿入できるようになります。確認してみましょう。
mysql> INSERT into ModifyColumnNameDemo values(1,'CarolTaylor');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
今度はエラーが発生せず、レコードが正常に挿入されました。SELECTコマンドで挿入されたデータを表示して確認します。
mysql> SELECT * from ModifyColumnNameDemo;
実行結果:
+------+-------------+
| id | StudentName |
+------+-------------+
| 1 | CarolTaylor |
+------+-------------+
1 row in set (0.00 sec)
まとめ
このように、MySQLでカラムサイズを変更したい場合は、ALTER TABLE文のMODIFY句を使用します。手順をまとめると以下のとおりです。
- データが長すぎる場合は「ERROR 1406」が発生する
- 「ALTER TABLE テーブル名 MODIFY カラム名 データ型(サイズ)」でサイズを変更できる
- DESCコマンドで変更後の構造を確認できる
運用中のテーブルに対してもALTERコマンドは実行可能ですが、大きなテーブルの場合は処理に時間がかかる場合があるため、実行タイミングには注意しましょう。
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