MySQLのストアドGENERATED COLUMNSと仮想GENERATED COLUMNSの違いとは?徹底解説
MySQLには、他のカラムの値から自動的に計算される「生成カラム(GENERATED COLUMNS)」という機能があります。生成カラムには「ストアド(Stored)」と「仮想(Virtual)」の2種類が存在し、それぞれ特性が大きく異なります。ここでは、両者の主な違いをわかりやすく解説します。
ディスク容量の違い
仮想生成カラムは、値をテーブルに物理的に保存しないため、ディスク容量を一切消費しません。一方、ストアド生成カラムは計算結果を実際にテーブル内に格納するため、ディスク容量を消費します。ストレージ容量を重視する場合は、仮想生成カラムが有利です。
操作(DDL実行)の違い
カラムの追加・変更といった操作の観点で見ると、仮想生成カラムはINPLACE操作として実行されます。これは、テーブル定義のみが変更され、既存データの再コピーが不要であることを意味します。そのため、大量のデータが格納されたテーブルでも比較的迅速に処理できます。
一方、ストアド生成カラムはコピー操作(COPY)として実行され、テーブルに新しいカラムを追加する場合と同等のコストがかかります。テーブルのサイズが大きいほど、処理に時間がかかる点に注意が必要です。
値の計算タイミングの違い
仮想生成カラムの値は、読み取り操作(SELECT)の実行時やBEFOREトリガーが発火するタイミングで、その都度リアルタイムに計算されます。つまり、参照されるたびに計算処理が発生します。
対して、ストアド生成カラムの値は、INSERT文やUPDATE文が実行されるたびに計算・更新され、その結果がディスクに保存されます。読み取り時には計算が不要なため、参照速度は速くなります。
どちらを使うべきか?
選択の指針は、データの更新頻度によって決まります。
仮想生成カラムが適しているケース: データが頻繁に変更される場合です。ただし、仮想カラムのコストはテーブルを繰り返し読み取る際に発生し、サーバーは参照のたびにカラムの値を再計算する必要がある点を理解しておきましょう。
ストアド生成カラムが適しているケース: 作成後にデータがほとんど、あるいはまったく変更されない場合です。書き込み時に一度計算して保存しておけば、以降の読み取りは高速に行えます。
このように、両者は一長一短であり、アプリケーションの読み書きのパターンに応じて適切に使い分けることが、MySQLのパフォーマンス最適化の鍵となります。
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