【MySQL】ストアドプロシージャでテーブルから複数の値を取得する方法(IN・OUTパラメータ活用)
MySQLでは、INパラメータとOUTパラメータを組み合わせたストアドプロシージャを作成することで、テーブルから複数の値を一度に取得できます。INパラメータがプロシージャへの「入力」を担当するのに対し、OUTパラメータは処理結果を呼び出し元へ「出力」する役割を持ちます。
ここでは、例として以下のデータを持つ「student_info」テーブルを使用して、具体的な手順を解説します。
mysql> Select * from student_info; +------+---------+------------+------------+ | id | Name | Address | Subject | +------+---------+------------+------------+ | 101 | YashPal | Amritsar | History | | 105 | Gaurav | Jaipur | Literature | | 110 | Rahul | Chandigarh | History | | 125 | Raman | Bangalore | Computers | +------+---------+------------+------------+ 4 rows in set (0.01 sec)
ストアドプロシージャの作成
まず、「select_studentinfo」という名前のプロシージャを作成します。このプロシージャは、idの値をINパラメータとして受け取り、該当するレコードの名前・住所・科目をOUTパラメータとして返す仕組みです。
mysql> DELIMITER // ;
mysql> Create Procedure Select_studentinfo ( IN p_id INT, OUT p_name varchar(20),OUT p_address varchar(20), OUT p_subject varchar(20))
-> BEGIN
-> SELECT name, address, subject INTO p_name, p_address, p_subject
-> FROM student_info
-> WHERE id = p_id;
-> END //
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)ポイント:SELECT ... INTO 構文
このプロシージャの核となるのは「SELECT ... INTO」構文です。SELECT文で取得したカラムの値を、直接OUTパラメータ(変数)に格納しています。上記のクエリでは、1つのINパラメータに加えて、3つのOUTパラメータを定義している点に注目してください。
プロシージャの呼び出しと結果確認
プロシージャを作成したら、DELIMITERを通常の状態に戻し、条件となるidの値を指定してCALL文で呼び出します。OUTパラメータには、結果を受け取るためのユーザー定義変数(@p_nameなど)を渡します。
mysql> DELIMITER ; // mysql> CALL Select_studentinfo(110, @p_name, @p_address, @p_subject); Query OK, 1 row affected (0.06 sec) mysql> Select @p_name AS Name,@p_Address AS Address, @p_subject AS Subject; +--------+------------+-----------+ | Name | Address | Subject | +--------+------------+-----------+ | Rahul | Chandigarh | History | +--------+------------+-----------+ 1 row in set (0.00 sec)
実行後、ユーザー定義変数に格納された値をSELECT文で確認すると、id=110のレコードに対応する「Rahul」「Chandigarh」「History」という3つの値が正しく返されていることがわかります。
まとめ
このように、INパラメータで検索条件を渡し、OUTパラメータで複数の結果を受け取るストアドプロシージャを作成すれば、MySQLのテーブルから複数の値を効率的に取得できます。アプリケーション側からの呼び出し回数を減らせるため、処理の効率化にもつながる便利な手法です。
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