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MySQLのプリペアドステートメントでテーブルを更新する方法を解説

プリペアドステートメントとは

プリペアドステートメント(準備済みステートメント)とは、SQL文を事前にサーバー側でコンパイルしておき、後からパラメータだけを渡して実行できるMySQLの機能です。同じようなクエリを繰り返し実行する場合にパフォーマンスが向上し、SQLインジェクション対策としても有効です。

ここでは、「Student」というテーブルを例に、プリペアドステートメントを使ってテーブルのデータを更新する手順を紹介します。

更新前のテーブルデータ

まず、更新対象となるStudentテーブルの中身を確認しておきましょう。

mysql> Select * from Student;
+------+-------+
| Id   | Name  |
+------+-------+
| 1    | Ram   |
| 2    | Shyam |
| 3    | Mohan |
+------+-------+
3 rows in set (0.00 sec)

プリペアドステートメントでテーブルを更新する手順

1. ステートメントを準備する(PREPARE)

UPDATE文の値の部分を「?」というプレースホルダー(パラメータマーカー)に置き換え、PREPARE構文でステートメントを準備します。

mysql> PREPARE stmt11 FROM 'UPDATE Student SET Name = ? WHERE Id = ?';
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)
Statement prepared

この例では、NameとIdの2箇所がプレースホルダーになっています。実際の値は実行時に渡す仕組みです。

2. パラメータに値を設定する(SET)

次に、ユーザー定義変数を使って、プレースホルダーに渡す値を設定します。

mysql> SET @A = 'Sohan', @B = 3;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

ここでは、変数@Aに新しい名前「Sohan」を、変数@Bに更新対象のId「3」を代入しています。

3. ステートメントを実行する(EXECUTE)

USING句で変数を指定し、準備したステートメントを実行します。

mysql> EXECUTE Stmt11 USING @A, @B;
Query OK, 1 row affected (0.05 sec)

更新結果の確認

実行後にテーブルを再度参照すると、Idが3のレコードのNameが「Mohan」から「Sohan」に更新されていることがわかります。

mysql> Select * from student;
+------+-------+
| Id   | Name  |
+------+-------+
| 1    | Ram   |
| 2    | Shyam |
| 3    | Sohan |
+------+-------+
3 rows in set (0.00 sec)

まとめ

このように、MySQLのプリペアドステートメントを使ったテーブル更新は、以下の3ステップで行います。

  • PREPARE:プレースホルダー「?」を使ったSQL文を準備する
  • SET:ユーザー定義変数(@A、@Bなど)に値を設定する
  • EXECUTE ... USING:変数を渡してステートメントを実行する

なお、使用後のステートメントが不要になった場合は、「DEALLOCATE PREPARE stmt11;」を実行してリソースを解放しておくと良いでしょう。

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