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【MySQL】UNIX_TIMESTAMP()・FROM_UNIXTIME()に範囲外の値を渡すと何が返される?

はじめに

MySQLには日付とタイムスタンプを相互に変換するための便利な関数が用意されています。しかし、これらの関数に対応範囲(有効な値の範囲)を超えた値を渡すと、エラーではなく特定の値が返される点に注意が必要です。本記事では、UNIX_TIMESTAMP()FROM_UNIXTIME()それぞれの挙動の違いについて、実行例を交えて解説します。

UNIX_TIMESTAMP()に範囲外の値を渡した場合

UNIX_TIMESTAMP()関数に範囲外の値を渡すと、MySQLは0を返します。この関数で扱える有効な値の範囲は、TIMESTAMPデータ型と同じであり、「1970-01-01 00:00:01」UTCから「2038-01-19 03:14:07」UTCまでです。

実行例

1970年より前の日付を指定すると、結果として0が返されます。

mysql> Select UNIX_TIMESTAMP('1969-01-01 04:05:45');
+---------------------------------------+
| UNIX_TIMESTAMP('1969-01-01 04:05:45') |
+---------------------------------------+
|                                      0 | 
+---------------------------------------+
1 row in set (0.00 sec)

FROM_UNIXTIME()に範囲外の値を渡した場合

FROM_UNIXTIME()関数に範囲外の値を渡すと、MySQLはNULLを返します。この関数で扱える有効な値の範囲は、INTEGERデータ型(符号付き32ビット整数)と同じであり、「-2147483648」から「2147483648」までです。

実行例

INTEGER型の上限である2147483648を超える値を指定すると、結果としてNULLが返されます。

mysql> Select FROM_UNIXTIME(2147483648);
+---------------------------+
| FROM_UNIXTIME(2147483648) |
+---------------------------+
| NULL                       | 
+---------------------------+
1 row in set (0.00 sec)

両関数の挙動のまとめ

関数名範囲外の値を渡したときの戻り値有効な値の範囲
UNIX_TIMESTAMP()0TIMESTAMPデータ型と同一
('1970-01-01 00:00:01'〜'2038-01-19 03:14:07' UTC)
FROM_UNIXTIME()NULLINTEGERデータ型と同一
(-2147483648〜2147483648)

このように、どちらの関数もエラーを発生させることなく処理が続行されるため、アプリケーション側では戻り値が0やNULLでないことを確認するなど、範囲チェックを行っておくことが推奨されます。

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