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データベースにおける脅威の種類とは?主要な7つのリスクと対策を解説

データベースにおける主な脅威の種類

データベースには、さまざまな種類の脅威が存在します。ここでは、代表的な7つの脅威について詳しく解説します。

1. 不正な改ざん(Unauthorised Modification)

破壊行為や犯罪、あるいは無知によってデータの値が変更される脅威です。セキュリティ構造の不備や、パスワードの共有・推測などが原因で、不正な変更が許されてしまうことがあります。

2. 不正な情報漏洩(Unauthorised Disclosure)

本来公開してはならない情報が外部に漏れてしまう脅威です。偶発的に発生する場合と意図的に引き起こされる場合があり、データベースセキュリティにおいて最も重要な問題の一つとされています。

3. 可用性の損失(Loss of Availability)

データベースが利用できない状態になると、業務に損失が生じます。そのため、確認作業などであっても、システムをオフラインにする時間を生み出すあらゆる脅威は回避しなければなりません。

4. 商業的機密性へのリスク(Commercial Sensitivity)

従業員による不正行為(詐欺)から金銭的損失が発生するケースがあります。適切なアクセス制御は、犯罪行為からの保護だけでなく、組織に有害な行為(詐欺、機密情報の抽出、可用性の損失など)の試みに対する証拠としても機能します。

5. 個人プライバシーとデータ保護(Personal Privacy and Data Protection)

個人情報とは、特定可能な個人に関するデータのことです。多くの場合、対象は存命の個人ですが、識別の手法は厳密には定義されていません。例えば、ある郵便番号の住所に一人しか住んでいない場合、その郵便番号だけでも個人を特定できる可能性があります。このようなデータは、慎重な管理と制御が求められます。

6. コンピュータの不正使用(Computer Misuse)

コンピュータの不正使用に関する規制も一般的に存在します。不正使用には、アクセス制御の違反や、データベースの状態を変更して損害を与える行為、さらにはワームやウイルスを仕込んで正常な運用を妨害する行為が含まれます。これらの違反行為は、刑事罰の対象となることも少なくありません。

7. 監査要件(Audit Requirements)

監査要件とは、「誰が何をしたか」「誰が何をしようとしたか」「何がどこでいつ発生したか」を把握する必要性から構築される運用上の制約です。具体的には、イベントの検出(CONNECTやGRANTなどのトランザクション)、検出を裏付ける証拠の保全、保証の確立、そして防御または訴追のための対応などが含まれます。

論理的アクセス以外のリスクにも注意が必要

データベースへの論理的アクセスを考える際、一部のシステムアクセスが新たなリスクをもたらすという事実を見落としがちです。オペレーティングシステムのサービスにアクセスできると、ディスクストレージへ直接アクセスすることが可能になり、データベース全体またはその構成要素をコピーされたり破壊されたりする恐れがあります。

完全な対策を講じるには、こうしたアクセス経路も考慮に入れる必要があります。多くの専門家は、通信(直接接続、ネットワーク、電気通信)を最小限に抑え、システムを無用な脅威から切り離すことを推奨しています。さらに、データとスキーマの両方に暗号化を適用することも有効な手段です。暗号化とは、テキストやデータを、その情報を受信する者だけが読める形式に変換する手順のことであり、受信者は元の平文に復号する方法を理解している必要があります。

  1. 情報セキュリティにおける認証の種類とは?基本概念をわかりやすく解説

    認証とは何か認証(Authentication)とは、データの送信者と受信者が互いの正当性を確認し合うための手続きです。もし送受信者の双方が適切に認証を行えなければ、その活動やデータに対する信頼は一切成立しません。認証には高度で安全な手法もあれば、非常にシンプルなものもあります。最も簡単な認証方式は、互いに認証し合いたい当事者間で共有パスワードをやり取りする方法です。また、認証とは、ネットワークが許可されたユーザーだけにリソースへのアクセスを許可することを意味します。アクセス制御の仕組みを通じて、申告された識別子が何らかの手段によって検証される仕組みを提供します。個人認証の目的は、提供されるサ

  2. 情報セキュリティにおける暗号化の種類とは?基本から主要な方式まで徹底解説

    暗号化(Encryption)とは、ファイルやメールメッセージなどのデータを、復号鍵なしでは読み取れない形式である「暗号文」に変換する処理のことです。これにより、あらかじめ決められた受信者以外が情報を読み取ることを防ぎます。復号(Decryption)はその逆のプロセスであり、暗号化されたデータを元の平文(プレーンテキスト)の状態へ戻す操作を指します。また、暗号技術における「鍵」とは、暗号化・復号アルゴリズムで使用される大量のビット列のことです。暗号化では、その方式に応じて情報が数字・文字・記号などさまざまな形で表現されます。暗号技術分野の専門家の中には、データの暗号化や、暗号化されたデータを