分散データベースとは?仕組み・2つの種類(均質型/異種型)をわかりやすく解説
分散データベースとは、中央集権型データベースとは対照的な概念で、共通データベースが持つ情報に加え、各地のローカルコンピュータで収集された情報も取り込む仕組みを持つデータベースです。データは一箇所には存在せず、組織内の複数の拠点に分散して配置されます。各拠点は通信回線によって相互接続されており、これにより分散されたデータへ容易にアクセスできるようになっています。
分散データベースの基本的な仕組み
分散データベースをイメージするなら、データベースの各部分が物理的に異なる複数の場所に格納され、さらにアプリケーションの手順(プロシージャ)もネットワーク上のさまざまなノードに複製・配信されているシステムだと考えるとわかりやすいでしょう。
ユーザーから見れば、あたかも単一のデータベースであるかのように振る舞うのが特徴です。裏側では、データの配置場所や通信の制御を管理する仕組みが働いており、利用者はデータがどの拠点にあるかを意識することなくアクセスできます。
分散データベースの2つの種類
分散データベースには、「均質型(ホモジニアス)」と「異種型(ヘテロジニアス)」という2種類があります。
1. 均質型分散データベース(Homogeneous DDB)
基盤となるハードウェア、稼働するオペレーティングシステム、アプリケーションの手順がすべて同一であるタイプの分散データベースです。すべての物理拠点が同一環境で動作するため、データの整合性維持や管理が比較的容易になるという利点があります。
2. 異種型分散データベース(Heterogeneous DDB)
一方、オペレーティングシステム、基盤ハードウェア、アプリケーションの手順が拠点ごとに異なっていてもよいタイプが異種型分散データベースです。既存の多様なシステム環境を統合したい場合に適していますが、スキーマやデータ形式の違いを吸収するための変換機構が必要になります。
まとめ
分散データベースは、データを複数拠点に分散配置し、通信ネットワークで結ぶことで、可用性の向上や障害時の耐性強化、地域ごとのアクセス性能向上を実現できるアーキテクチャです。導入にあたっては、均質型か異種型かといった構成方式の選択や、データ整合性の管理方法を検討することが重要となります。
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分散データベース管理システム(DDBMS)の主要な構成要素を解説
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