分散データベース管理システム(DDBMS)の主要な構成要素を解説
分散データベースとは
分散データベースのデータは、複数の場所に分散して格納されています。つまり、データは同一拠点内の異なるシステムに保存されることもあれば、地理的に離れた複数のシステムに保存されることもあります。
しかしながら、ユーザーから見れば、データベースはあたかも一つの統合された存在であるかのように振る舞います。データが複数の場所に保存されているという事実は、ユーザーに対して透過的(トランスペアレント)になっているのです。
分散データベースの構成要素
分散データベースは、主に以下の要素で構成されています。
- ユーザー(Users)
- グローバルスキーマ(Global Schema)
- データベースモジュール(Database Modules)
それでは、それぞれの要素について順番に詳しく見ていきましょう。
ユーザー(Users)
分散データベースには多くのユーザーがアクセスします。彼らにとって、データベースが複数の場所に分散して格納されているという事実は透過的であり、あくまで一つの完結したデータベースとして認識されます。これにより、ユーザーはデータの物理的な配置場所を意識することなく、通常のデータベースと同様に操作を行うことができます。
グローバルスキーマ(Global Schema)
グローバルスキーマとは、データベース全体の設計を示すものです。実際にはデータベースが一箇所にまとめて保存されているわけではなく、様々なシステムにまたがって分散しているため、このグローバルスキーマによって、データベース全体の論理的な設計を把握することが可能になります。
データベースモジュール(Database Modules)
データベースモジュールとは、複数の場所に分散して格納されているデータベースの断片部分を指します。均質型(ホモジニアス)分散データベースの場合、すべてのモジュールは同一のデータモデルを持ちます。一方、異質型(ヘテロジニアス)分散データベースの場合は、各モジュールが異なるデータモデルを持つことがあります。
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