SQL BETWEEN演算子の使い方を徹底解説!基本構文から実践例まで完全ガイド
SQLのBETWEENキーワードは、特定の範囲内に含まれる値を抽出するための演算子です。特に、2つの日付や数値の間にあるデータを取得する際によく利用されます。BETWEENはWHERE句の中で使用し、基本構文は「BETWEEN 最小値 AND 最大値」の形になります。
データベースから「ある値とある値の間」に該当する情報を取り出したい場面は非常によくあります。そんなときに活躍するのがBETWEEN演算子です。
BETWEENキーワードを使えば、クエリに範囲を定義し、その範囲内のすべての値を一度に取得できます。たとえば、従業員の給与データベースがあれば、BETWEENを使って「年収50,000ドル〜60,000ドルの間」に該当する全従業員の一覧を簡単に作成できます。
この記事では、SQLにおけるBETWEENの基本的な使い方と、実務での応用例についてわかりやすく解説します。
SQL BETWEENキーワードの基本
SQLのBETWEENキーワードを使うと、特定の範囲内の値を選択できます。BETWEENはSQL文のWHERE句の中に記述し、範囲の下限と上限の2つの値はANDキーワードで指定します。
BETWEEN条件の基本構文は以下のとおりです。
SELECT column_name FROM table_name WHERE column_name BETWEEN minimum_value AND maximum_value;
このように、BETWEENキーワードはWHERE句の後に記述し、最小値と最大値はANDキーワードで区切ります。
BETWEENキーワードを使えば、2つの日付や数値の間の値を取得できます。たとえば、「ある期間の間に入社した従業員は誰か」を調べたい場合にも、BETWEENが役立ちます。
さらに、BETWEENは文字列に対しても使用できます。この場合、指定した文字列の範囲に該当するレコードを検索します。たとえば、成績がAからCの間にある学生をすべて抽出するといったことが可能です。
なお、BETWEENキーワードはSELECT文だけでなく、INSERT文、UPDATE文、DELETE文でも使用できる点も覚えておきましょう。
SQL BETWEENの使用例
まず、次のような従業員テーブルを想定します。
| name(名前) | salary(給与) |
| Geoff | 38000 |
| Mike | 32000 |
| Emma | 50000 |
| Jonah | 50000 |
| Luke | 32000 |
| Alexis | 33000 |
| Hannah | 30000 |
このテーブルは2列7行で構成されており、SQLのCREATE TABLE文とINSERT文を使って作成したものです。
ここで、「年収35,000ドル以上55,000ドル以下」に該当する全従業員の名前と給与を取得したいとします。次のクエリでこのデータを取得できます。
SELECT name, salary FROM employees WHERE salary BETWEEN 35000 AND 55000;
実行結果は次のとおりです。
| name | salary |
| Geoff | 38000 |
| Emma | 50000 |
| Jonah | 50000 |
(3行)
BETWEEN演算子は、特定の日付の範囲で情報を検索する場合にも使えます。
たとえば、2009年1月1日から2011年12月31日の間に入社した全従業員の名前と入社日を取得したい場合も、BETWEEN文で実現できます。
SELECT name, hired_date FROM employees
WHERE hired_date
BETWEEN CAST('2009-01-01' AS DATE) AND CAST('2011-12-31' AS DATE);
クエリの実行結果は次のとおりです。
| name | hire date(入社日) |
| Luke | 2009-12-03 |
| Emma | 2010-03-19 |
| Mike | 2010-03-19 |
| Hannah | 2011-09-30 |
| Jonah | 2010-07-23 |
(5行)
次に、BETWEEN演算子を文字列に使う例を見てみましょう。ここでは、名前がアルファベットのAからFの間の文字で始まる全従業員の名前を取得します。
SELECT name FROM employees WHERE name BETWEEN 'A' AND 'F';
クエリの実行結果は次のとおりです。
| name |
| Emma |
| Alexis |
(2行)
まとめ
SQLのBETWEEN演算子は、特定の範囲内に該当するカラム値を持つレコードを取得するための機能です。文字列、日付、数値のいずれに対しても、2つの値の間にあるデータを柔軟に検索できます。
理解度を確認するために、ぜひ次の課題にチャレンジしてみてください。「employees」というテーブルから、IDが300から400の範囲にある全従業員のIDを取得するクエリを書いてみましょう。従業員IDは「id」というカラムに格納されています。
SQLについてさらに学びたい方は、SQL学習ガイドもあわせてチェックしてみてください。SQLデータベース言語の知識を効率的に深めるのに役立つ、おすすめのコースや学習リソースを多数紹介しています。
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