JavaScriptの配列lengthプロパティ徹底解説:基本構文から実践例まで
JavaScriptのlengthプロパティは、配列に含まれる要素の数を表します。配列の長さを取得するには、array_name.lengthのように記述します。lengthプロパティは常に整数値を返します。
プログラミングをしていると、「この配列に値がいくつ入っているのか」、つまり配列の長さを知りたい場面がよくあります。そんなときに役立つのが、JavaScriptの配列lengthプロパティです。lengthプロパティを使うことで、特定の配列に格納されている要素の数を簡単に取得できます。
たとえば、あなたが書籍の販売員で、在庫に何冊の本があるかを把握したいとしましょう。JavaScriptの配列lengthプロパティを使えば、本のリストの長さをひと目で確認できます。
このチュートリアルでは、JavaScriptでlengthプロパティを使う方法を解説し、実際のプログラムでの使用例を2つ紹介します。
JavaScriptの配列lengthプロパティとは
JavaScriptの配列lengthプロパティは、配列内の要素数を表す整数値です。JavaScriptではインデックス(添字)が0から始まるため、lengthプロパティの値は常に「最大インデックス + 1」となります。
lengthはプロパティであるため、引数を受け取りません。配列名の末尾に付けるだけで利用できる、シンプルな仕組みです。
JavaScriptの配列lengthプロパティの構文は次のとおりです。
array_name.length;
配列名の末尾に.lengthを追加することで、lengthプロパティの値にアクセスできます。
配列lengthの使用例
実際のプログラムでの使い方を見てみましょう。あなたが書店を経営していて、『ニューヨーク・タイムズ2019年フィクション ベストセラー』リストに載っている本を何冊取り扱っているかを知りたいとします。ある顧客からこれらの本の在庫について問い合わせがあり、リスト掲載書籍の取扱冊数を確認することにしました。
こんなときこそ、lengthプロパティが活躍します。リスト掲載書籍の一覧が配列として用意されていれば、lengthプロパティで何冊あるかをすぐに調べられます。
const nyt_fiction_best_sellers_2019 = ['Redemption', 'A Better Man', 'The Institute', 'The Guardians', 'The Night Fire', 'Turning Point'];
console.log(nyt_fiction_best_sellers_2019.length);
このコードを実行すると、次の結果が出力されます。
6
まず、nyt_fiction_best_sellers_2019という定数を宣言し、ベストセラーリストに載っている在庫書籍のリストを格納しています。続いて、lengthプロパティを使ってそのリストの長さを取得します。この例ではリストに6つの値が含まれているため、lengthプロパティは6を返します。
lengthプロパティで平均値を計算する
lengthプロパティにはさまざまな活用シーンがありますが、最も代表的な用途のひとつが平均値の計算です。
たとえば、ダンス教室の受講者の平均年齢を求めたいとしましょう。受講者の年齢を格納したリストがあり、平均値を四捨五入して整数にしたいと考えます。平均を計算するには、リスト内の要素数を取得する必要があります。そこでlengthプロパティの出番です。
サンプルプログラム
ダンス教室の受講者の平均年齢を計算するプログラムの例がこちらです。
var dancer_ages = [9, 10, 9, 11, 12, 8, 10, 10, 10];
var sum = 0;
for (var i = 0; i < dancer_ages.length; i++) {
sum += dancer_ages[i]
}
var average = Math.round(sum/dancer_ages.length);
console.log("ダンス教室の受講者の平均年齢は:" + average + "歳です。")
このコードを実行すると、次の結果が出力されます。
ダンス教室の受講者の平均年齢は:10歳です。
コードの1行目では、ダンス教室の各受講者の年齢を格納するリストdancer_agesを宣言しています。次に、クラス全体の合計年齢を保存する変数sumを宣言します。この値は後ほど平均を計算する際に必要になります。
変数は使用前に宣言しておく必要があるため、最初にsumの値を0に設定しています。そしてforループの中で、各受講者の年齢をsumに加算していきます。
作成したforループは、dancer_agesリストの各要素を順番に処理し、その値をsum変数に加算します。ここで注目したいのは、ループの実行回数の指定にdancer_ages.lengthプロパティを使用している点です。
forループの実行後、プログラムは受講者の平均年齢を計算します。具体的には、全員の年齢の合計(sum)を受講者数(dancer_ages.length)で割り、さらにMath.round()メソッドを使って結果を最も近い整数に丸めています。
最後に、コンソールへメッセージを出力します。出力されるのは「ダンス教室の受講者の平均年齢は:」というテキストに続き、変数averageに格納された値とピリオドです。
まとめ
JavaScriptの配列lengthプロパティは、配列に格納された要素の数を取得するために使われます。特に、平均値の計算など、リストの長さを把握する必要がある処理で重宝します。
このチュートリアルでは、lengthプロパティを使ってJavaScript配列の要素数を取得する方法を解説し、2つの具体例を通じてその使い方を確認しました。これであなたも、lengthプロパティをプロのように使いこなせるはずです!
JavaScriptのプログラミングをもっと深く学びたい方は、「JavaScriptの学習方法ガイド」もぜひご覧ください。スキルアップに役立つコースや学習リソースの選び方を詳しく紹介しています。
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