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Apple iOS 10の落とし穴とは?魅力的な新機能と残念な問題点を徹底解説

「Apple」のアップデートが発表されるたびに、世界中のユーザーはその最新情報に飛びつきます。あれだけの価格を払うなら、最高品質が手に入るはずだと信じているからです。しかし近年、Appleはその名前に見合う期待値に応えきれていないのが実情です。

実際、新しいOSのアップデートや追加機能のたびに、以前より使い勝手が悪くなっていると感じるユーザーも少なくありません。iOS 10では、コントロールセンターの「Night Shift」や太字フォントなど、便利なのか不便なのか判断しづらい機能が多数盛り込まれ、混乱を招いたことは記憶に新しいところです。

そこで本記事では、まずiOS 10の魅力的な新機能をご紹介した上で、「使っていてイライラする」問題点についても詳しく掘り下げていきます。

iOS 10にアップデートすべき理由

新しい絵文字が使える

チャットやSNS投稿が好きな方にとっては見逃せないポイントです。iOS 10.2ベータ版では、アボカド、サメ、クロワッサン、ブリート、ニンジン、イカ、ピエロの顔、ベーコンなど、リニューアルされた新しい絵文字が登場しました。さらに70種類以上の新規絵文字が追加され、既存の絵文字にもデザインの刷新が施されています。

Apple TVのシングルサインオン対応

Apple TVで一度サインインすれば、ペイTV契約に含まれるお気に入りのテレビ番組をすべて楽しめるようになりました。1回の認証で、他の対応アプリにも自動的にログインされるため、アプリごとに個別認証をする手間が省けます。

さらに、認証済みアプリの一覧ページから、お気に入りの動画チャンネルを探索・ダウンロードすることも可能です。このシングルサインオン機能はApple TVとiOSの両方で利用できますが、対応プロバイダはDish、GVTC Communications、Hotwire、Sling TVに限られる点には注意が必要です。

新しいApple TVアプリを体験できる

お気に入りの番組や映画を一箇所でアクセスできるほか、Siriの機能強化も図られています。主なハイライトは以下の通りです。

  • Watch now(今すぐ視聴):iTunesやその他のアプリから配信されている番組・映画のコレクションを一覧表示。「Up Next」や「おすすめ」から次に観る作品を選べます。
  • Up Next(次に観る):現在再生中の番組や映画、iTunesでのレンタル・購入作品を、選択した順序で視聴できます。
  • おすすめ:Appleのキュレーターが厳選したトレンドの番組・映画から、キッズ、SF、コメディなどのジャンル別セクションまで、豊富な選択肢が用意されています。
  • ライブラリ:iTunesの映画・番組コレクション全体にアクセスでき、購読中のコンテンツも確認できます。
  • ストア:まだダウンロードや購読をしていない動画サービスの新作コンテンツをいつでもチェック可能。ヘビーユーザーなら試す価値ありです。

新カメラ設定

撮影のたびに設定を変更するのが面倒だった方に朗報です。iOS 10.2では、最後に使用したカメラモード、フォトフィルター、Live Photo設定などを保存できるオプションが追加されました。簡単に有効化でき、時間短縮にもつながる実用的な機能です。

iOSの不具合を一掃

iPhoneユーザーは以前から、バッテリー持ちの悪さ、Wi-FiやBluetoothの接続トラブルなど、さまざまな不満を抱えてきました。新版iOSには多数のバグフィックスが含まれており、UI速度の向上、バッテリー寿命の延長、接続性の改善が期待できます。原因不明の不具合にお悩みの方は、アップデートしてみる価値があるでしょう。

さて、魅力的な機能をご紹介したところで、ここからはiOS 10の「最もイライラさせられる機能」について語りましょう。正直なところ、今回の大型アップデートで実用的に感じられたのは、ホーム画面からプリインストールアプリを簡単に削除できる点くらいです。それ以外の機能の有用性は、依然として謎に包まれています。

ロック画面の問題点

Appleはプライバシー保護の機能で常に高評価を受けてきました。しかし、この新しいロック画面は大量の情報を表示する一方で、プライバシーへの配慮がほぼ皆無です。誰でもあなたのメール、チャット、メッセージを覗き見ることができてしまいます。これは決して許容できる仕様ではありません。

さらに操作も複雑です。通知をスワイプして「表示/クリア」をタップし、さらに他のオプションを選ぶという多段階の手順が必要で、この面倒な設計の意図は謎のままです。しかも通知が画面スペースを大きく占有するため、通知が溜まった状態では、読む気にならない限り来年までスクロールし続けることになりかねません。

ロック画面のウィジェット

ウィジェット本来の目的は、常にすぐ目に届く場所に置くことにあるはずです。それなのに、ウィジェットを見るためにわざわざ画面をスワイプして探しに行かなければならないのは、明らかに設計ミスと言わざるを得ません。

複雑すぎるロック画面操作

じっくり読んで理解してください。新しいロック画面は、左右へのスワイプ操作だらけです。「表示/クリア」を使うには右へスワイプ、通知を開くには左へスワイプ、カメラを起動するのも左スワイプ、ウィジェットへ移動するには右スワイプ。やりたいことをしようとしても、気がつけば全く違う操作をしてしまう——そんな混乱を生み出す仕様なのです。

Apple Musicの使いづらさ

Appleのミュージックアプリは、以前よりさらに扱いづらくなりました。大きく太い新しいデザインは、変化をつけること自体が目的になったかのような印象を受けます。「ライブラリ」や「For You」などのセクション名が大きな文字で占める画面スペースの割に、表示される情報量は極めて少ないのです。

要するに、曲に「いいね」をつけるのもダウンロードするのも、ひたすらタップの連続。しかも、曲を聴く前にダウンロードできないという制約まであります。これはいかがなものでしょう。

問題はこれだけではありません。Spotlight検索はウィジェットメニューと同じように使い勝手が悪く、また、新しいメッセージアプリの手書きメモ(スクラブル)や画像・音楽添付などの機能は、WhatsAppなど他のIMアプリが主流となっている現状では、果たして誰が必要とするのでしょうか。興味深いことに、これらの新機能は一部地域のユーザー向けには提供されていないという報告もあります。

まとめ

以上のように、新しいApple iOS 10をインストールする前には、多くの問題に直面する覚悟が必要です。安全策としては、別の端末をバックアップとして用意し、iPhone一台に完全依存しないことをお勧めします。iOS 10の新機能は確かに魅力的ですが、それに伴う問題は頭が爆発しそうになるほど多いのが実情です。

導入を検討している方は、まず心を落ち着ける時間を持って、本当に必要な理由をリストアップしてみてください。すでにインストール済みの方は、Appleが今後これらの問題に対処し、より良い形へと改良してくれることを期待しましょう。

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