C言語のトークンとは?6つの種類とサンプルコードでわかりやすく解説
トークンとは
トークン(token)とは、コンパイラにとって意味を持つ、プログラムを構成する最小単位のことです。コンパイラはソースコードをこの最小単位へと分割し、生成されたトークンを基にコンパイルの各段階へと処理を進めていきます。
トークンの種類
C言語のトークンは、主に以下の6種類に分類されます。
- キーワード(予約語):int、return など、言語仕様によって意味が定められた語
- 識別子:変数名や関数名など、開発者が自由に命名できる名前
- 定数:10、3.14 など、プログラム中で値が変わらない固定値
- 文字列:ダブルクォート(" ")で囲まれた文字の並び
- 特殊記号:{ }、( )、; など、構文を区切るための記号
- 演算子:+、-、*、/ など、演算を行うための記号

サンプルプログラム
以下は、識別子・キーワード・変数などを用いたC言語のプログラム例です。
#include <stdio.h>
int main(){
int a,b,c;
printf("enter a and b values: \n");
scanf("%d%d",&a,&b);
c=a*b;
printf("value of c=%d",c);
return 0;
}実行結果
上記のプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
enter a and b values:4 5 value of c=20
プログラム内のトークン解析
上記のプログラムに登場する各要素は、次のように分類できます。
- main … 識別子(関数名)
- int … キーワード(予約語)
- { } … 特殊記号(デリミタ/区切り記号)
- a, b, c … 変数(識別子)
これらすべてを総称して「トークン」と呼びます。コンパイラはこれらのトークンを一つひとつ認識しながら、構文解析や意味解析といった後続の処理へと進んでいくのです。
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