プログラムでiOSデバイスのUDID・名前・バージョン・モデルを取得する方法
UDID(Unique Device Identifier)とは、iOSデバイスごとに割り当てられた一意の識別子のことです。40文字の英数字の組み合わせで構成され、必ずそのデバイス固有の値となります。
デバイス名は、「設定」→「一般」→「情報」の画面で確認できる名称です。
iOSバージョンは、現在iPhoneが動作しているOSのバージョンを指します。執筆時点での最新バージョンは12.2です。
モデル情報は、ユーザーが使用しているデバイスがiPhoneなのかiPadなのかを判別するためのものです。
ここからは、これらのUDID・デバイス名・バージョン・モデルをプログラムから取得する方法を見ていきましょう。
Xcodeでの実装手順
Xcodeを開いて「New Project」で新規プロジェクトを作成し、ViewControllerのviewDidLoadメソッドに以下のコードを追加してください。
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
// Do any additional setup after loading the view, typically from a nib.
let udid = UIDevice.current.identifierForVendor?.uuidString
let name = UIDevice.current.name
let version = UIDevice.current.systemVersion
let modelName = UIDevice.current.model
print(udid ?? "") // D774EAE3F447445F9D5FE2B3B699ADB1
print(name) // iPhone XR
print(version) // 12.1
print(modelName) // iPhone
}
各プロパティの解説
- identifierForVendor:ベンダー(開発元)ごとに発行される一意のUUID文字列。プライバシー保護のため、iOSでは本来のUDIDへ直接アクセスできないため、代わりにこの値を使うのが一般的です。同じベンダーの他アプリが端末上に存在しない場合や、アプリをすべて削除すると値が変わる点に注意が必要です。
- name:設定画面で確認できる端末名。「○○のiPhone」など、ユーザーが変更可能な名前が返されます。
- systemVersion:動作中のiOSバージョン(例:12.1)。機能の有効判定などに活用できます。
- model:デバイスの種類を表す汎用的なモデル名。「iPhone」「iPad」といった大まかな分類が返されます。
このように、UIDevice.currentを使えば数行のコードで端末情報を簡単に取得できます。デバイスごとの挙動の分岐やログ収集、分析用途などでぜひ活用してみてください。
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