【Swift入門】iOSアプリでHTTPリクエストを行う方法|URLSessionとDataTaskの使い方を徹底解説
iOSアプリでHTTPリクエストを実行するには、URLSessionとDataTaskを使用します。具体的には、設定(Configuration)、セッション(Session)、URL、リクエスト(Request)、データタスク(DataTask)の各オブジェクトを順番に作成していきます。本記事では、その一連の手順をわかりやすく解説します。
HTTPリクエストの種類
HTTPリクエストには複数の種類があり、サーバーに対してどのような操作を行いたいかによって使い分けます。基本的なリクエストタイプは以下の通りです。
- GET:データの取得
- POST:データの送信・新規作成
- PUT:データの更新
- DELETE:データの削除
これらは利用するAPIの仕様に応じて自由に選択できます。基本的な処理の流れはどのリクエストタイプでも共通しています。ここでは例として、「DELETE」タイプのリクエストを実装する手順を見ていきましょう。
HTTPリクエストの実装手順
1. セッションオブジェクトを作成する
まず、デフォルト設定を使用してセッションオブジェクトを作成します。
let configuration = URLSessionConfiguration.default let session = URLSession(configuration: configuration)
2. URLRequestオブジェクトを作成する
次に、必要なタイプ(GET・POST・PUT・DELETE)のURLRequestを作成します。この例では「DELETE」タイプを指定しています。また、ヘッダーの「Content-Type」と「Accept」の両方に「application/json」を設定することで、JSON形式のデータを扱うことをサーバーに伝えています。
let url = URL(string: URLString)
//let url = NSURL(string: urlString as String)
var request : URLRequest = URLRequest(url: url!)
request.httpMethod = "DELETE"
request.addValue("application/json", forHTTPHeaderField: "Content-Type")
request.addValue("application/json", forHTTPHeaderField: "Accept")
3. DataTaskを実行する
リクエストオブジェクトを作成したら、先ほど用意したURLに対してdataTaskを実行します。レスポンスのステータスコードを判定することで、成功(200)やエラー(400など)に応じた処理を記述できます。
let dataTask = session.dataTask(with: url!) { data,response,error in
guard let httpResponse = response as? HTTPURLResponse, let receivedData = data
else {
print("error: not a valid http response")
return
}
switch (httpResponse.statusCode) {
case 200: //success response.
break
case 400:
break
default:
break
}
}
dataTask.resume()
重要なポイントは、最後にdataTask.resume()を呼び出してタスクを開始することです。この呼び出しを忘れると、リクエストは一切実行されないので注意しましょう。
4. 関数としてまとめて再利用する
ここまでのコードを1つの関数にまとめれば、アプリ内のどこからでも簡単にAPIを呼び出せるようになります。
func hitAPI(_for URLString:String) {
let configuration = URLSessionConfiguration.default
let session = URLSession(configuration: configuration)
let url = URL(string: URLString)
//let url = NSURL(string: urlString as String)
var request : URLRequest = URLRequest(url: url!)
request.httpMethod = "DELETE"
request.addValue("application/json", forHTTPHeaderField: "Content-Type")
request.addValue("application/json", forHTTPHeaderField: "Accept")
let dataTask = session.dataTask(with: url!) { data,response,error in
// 1: Check HTTP Response for successful GET request
guard let httpResponse = response as? HTTPURLResponse, let receivedData = data
else {
print("error: not a valid http response")
return
}
switch (httpResponse.statusCode) {
case 200:
//success response.
break
case 400:
break
default:
break
}
}
dataTask.resume()
}
注意: 一部のAPIにアクセスする場合は、info.plistファイルでApp Transport Security(ATS)の例外設定を許可する必要があることがあります。
なお、このサンプルコードはデータを削除する実際のAPIが必要になるため、単体で実行しても出力結果は表示されません。実際に動作を確認する際は、テスト用のAPIエンドポイントを用意してください。
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