iPhone 5の画面解像度(640×1136)に対応したアプリ開発・移行の方法
iPhone 5対応アプリ開発の背景
iPhone 5が発売された当時、その画面解像度とアスペクト比は従来のiPhone 4とは異なるものでした(640 x 1136ピクセル)。そのため、iPhone 4向けに開発されたアプリを新しいiPhoneへ移行するのは決して簡単な作業ではありませんでした。しかし、その後のiOS 8のリリースにより「サイズクラス」と抽象化された画面サイズの概念が導入され、対応は格段に容易になりました。現在では、Xcodeのストーリーボードエディタを使用すれば、ほぼすべての画面サイズに対応したアプリを開発することができます。
ストーリーボードエディタを使う方法以外にも、起動画像(ランチイメージ)を変更するというアプローチがあります。まずは最初の方法から見ていきましょう。
方法1:起動画像の変更
起動画像を「Default-568h@2x.png」に変更し、画像サイズを1136 x 640ピクセルに設定します。
次に、info.plistファイルを開き、「Launch Image」の値を削除します。
方法2:Auto Layoutの活用
ストーリーボードエディタでは、Auto Layoutを利用することで、あらゆる画面サイズにデザインをフィットさせることが可能です。Auto Layoutを使えば、設定した値や制約に基づいて、デザインがすべての画面サイズへ自動的に適応することが保証されます。
まず、ストーリーボードエディタを開きます。

次に、「View as」オプションからiPhone 5を選択します(なお、Xcode 10の場合、「View as」オプションで選択できるのはiPhone 4、iPhone SE、およびiPhone 8以降の機種のみとなっています)。
選択したiPhone向けにAuto Layoutを使ってデザインを行うと、その結果がストーリーボード上でリアルタイムにプレビュー表示され、実機でもまったく同じ見た目で再現されます。さらに、追加したAuto Layoutの制約に従って、他のデバイス上でも同様のレイアウトが適切に表示されるようになります。
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