iPhone SDKのObjective-Cで文字列を置き換える方法を解説
はじめに
Objective-Cで文字列内の特定の文字や部分文字列を置き換えるには、NSStringクラスに組み込まれたメソッドを使用します。代表的なのが「stringByReplacingOccurrencesOfString:withString:」メソッドで、指定した文字列が出現する箇所をすべて、別の文字列に置き換えた新しい文字列を返します。
文字列の作成
まず、Objective-Cで文字列を作成する基本的な書き方を見てみましょう。以下のように記述します。
NSString *str = @"tutori@als";
文字列を置き換える方法
文字列内の文字を置き換える際は、元の文字列をもとに新しい文字列を作成する方法と、既存の変数に置き換え結果を代入し直す方法の2つがあります。ここでは後者の方法で、同じ文字列変数を更新して、その結果を次の行で出力してみます。
str = [str stringByReplacingOccurrencesOfString:@"@" withString:@""]; NSLog(@"%@", str);
このコードでは、「@」(アットマーク)を空文字列("")に置き換えています。
実行結果
上記のコードを実行すると、元の文字列「tutori@als」から「@」が取り除かれ、strには「tutorials」という文字列が格納されます。NSLogによる出力でも確認できます。
tutorials
補足:オプションを指定した置き換え
stringByReplacingOccurrencesOfString:withString:メソッドには、検索オプションや対象範囲を細かく指定できるバリエーションもあります。たとえば、大文字と小文字を区別せずに置き換えたい場合は、NSCaseInsensitiveSearchオプションを指定します。
str = [str stringByReplacingOccurrencesOfString:@"TUTORIALS"
withString:@"example"
options:NSCaseInsensitiveSearch
range:NSMakeRange(0, str.length)];まとめ
iPhone SDK(iOS SDK)を使ったObjective-C開発では、stringByReplacingOccurrencesOfString:withString:メソッドを使うことで、文字列の置き換えを簡単かつ安全に行えます。ユーザー入力の整形やデータのクリーンアップなど、さまざまな場面で役立つ基本テクニックなので、ぜひマスターしておきましょう。
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