CSSのtable-layoutプロパティでテーブルレイアウトを制御する方法
CSSのtable-layoutプロパティは、ブラウザがテーブルの行・列・セルをレイアウトする際に使用するアルゴリズムを定義するためのプロパティです。このプロパティを活用することで、テーブルのレイアウトを細かく制御できるようになります。
構文
CSSのtable-layoutプロパティの構文は以下のとおりです。
セレクタ {
table-layout: /*値*/
}table-layoutプロパティに指定できる主な値は次の2つです。
- auto … ブラウザがセルのコンテンツに応じて列幅を自動的に計算します(デフォルト値)。
- fixed … テーブルや列に指定された幅が優先され、コンテンツの量に関係なくレイアウトが固定されます。
それでは、実際のコード例を見ていきましょう。
サンプルコード1
次の例では、table-layoutプロパティに「auto」と「fixed」をそれぞれ指定したテーブルの表示の違いを確認できます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
table {
margin: 2em;
display: inline-block;
border: 1px solid black;
}
td {
border: 1px solid black;
}
#one {
table-layout: auto;
width: auto;
}
#one + table {
table-layout: fixed;
width: 100px;
}
</style>
</head>
<body>
<h2>CSSにおけるテーブルレイアウトの動作</h2>
<table id="one">
<caption>クリケット選手</caption>
<tr>
<td>ShaneWarne</td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>Adam</td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>Shimron Hetmyer</td>
<td></td>
</tr>
</table>
<table>
<caption>クリケット選手</caption>
<tr>
<td>ShaneWarne</td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>Adam</td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>Shimron Hetmyer</td>
<td></td>
</tr>
</table>
</body>
</html>出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

1つ目のテーブルは「auto」が指定されているため、コンテンツに合わせて列幅が自動調整されます。一方、2つ目のテーブルは「fixed」と幅100pxが指定されているため、コンテンツの長さに関係なくレイアウトが固定されます。
サンプルコード2
続いて、table-layoutプロパティに「fixed」を指定し、テーブル全体の幅を親要素に対して100%に設定した例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
margin: auto;
width: 50%;
box-shadow: inset 0 0 14px orange;
}
td {
box-shadow: inset 0 0 5px lime;
white-space: nowrap;
outline: thin dotted;
}
table {
border: 3px solid black;
table-layout: fixed;
width: 100%;
}
</style>
</head>
<body>
<div>
<table>
<caption>サンプルキャプション</caption>
<tr>
<td>ABCD</td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>EFGH</td>
</tr>
<tr>
<td></td>
<td>IJKLM NOPQRST</td>
<td></td>
</tr>
</table>
</div>
</body>
</html>出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

このように「fixed」を指定すると、セル内のテキストが長くても列幅は一定に保たれ、レイアウトが崩れにくくなります。特に、テーブル幅を画面サイズに応じて固定したい場合や、描画速度を重視したい場合に「fixed」レイアウトは有効です。
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