CSSの子セレクター(Child Selector)の使い方を徹底解説
CSSの子セレクターは、指定した要素の直下にある子要素だけを選択したい場合に使用するセレクターです。より具体的にスタイルを適用したい場面で非常に役立ちます。
div > p
子セレクターとは?
子セレクターは「>」記号を使って表現します。上記の例では「div > p」と記述することで、<div>要素の直接の子要素である<p>要素のみが選択されます。
注意すべき点は、孫要素やそれ以降の階層には適用されないということです。例えば、<span>タグの中に入れ子になった<p>要素は、divから見ると孫要素にあたるため、スタイルの対象外となります。これは、子孫をすべて選択する通常の子孫セレクター(div p)との大きな違いです。
実装例
以下のコードを実行して、CSSの子セレクターの動作を確認してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div > p {
background-color: orange;
}
</style>
</head>
<body>
<div>
<p>div内の段落1</p>
<!-- これは子要素ではない -->
<span><p>div内の段落2(spanの中)</p></span>
</div>
<p>div外の段落3</p>
</body>
</html>出力結果
このコードを実行すると、「div内の段落1」だけがオレンジ色の背景で表示され、「spanタグ内の段落2」と「div外の段落3」には背景色が適用されません。

まとめ
- 子セレクターは「親要素 > 子要素」の形式で記述する
- 直接の子要素にのみスタイルが適用される
- 入れ子になった孫要素や、親要素の外側にある要素は選択されない
特定の階層だけに正確にスタイルを適用したい場合は、子セレクターを活用することで、意図しない要素への影響を防ぎ、より保守しやすいCSSを書くことができます。
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