CSS3で複数色のグラデーション(マルチカラーグラデーション)を実装する方法
CSS3では、linear-gradient() 関数に複数の色をカンマ区切りで指定するだけで、2色以上を使った「マルチカラーグラデーション」を簡単に実装できます。色の数に制限はなく、赤・オレンジ・黄・緑・青など、好きなだけ色を並べることが可能です。
複数色グラデーションの基本構文
基本の書き方は以下のとおりです。色を並べる順序がそのままグラデーションの流れになります。
background: linear-gradient(色1, 色2, 色3, ...);
また、各色の後にパーセントやピクセル値を指定すると、色が切り替わる位置(カラーストップ)を細かく制御することもできます。
実装例
以下のコードでは、赤から始まり、オレンジ・黄・赤・青・緑・ピンクへと変化する7色のグラデーションを持つ要素を作成しています。
<html>
<head>
<style>
#grad2 {
height: 100px;
background: -webkit-linear-gradient(red, orange, yellow, red, blue, green, pink);
background: -o-linear-gradient(red, orange, yellow, red, blue, green, pink);
background: -moz-linear-gradient(red, orange, yellow, red, blue, green, pink);
background: linear-gradient(red, orange, yellow, red, blue, green, pink);
}
</style>
</head>
<body>
<div id="grad2"></div>
</body>
</html>
コードのポイント
- ベンダープレフィックス:
-webkit-、-o-、-moz-といったプレフィックス付きの記述は、古いブラウザ向けの互換性対応です。現在のモダンブラウザでは、標準のlinear-gradient()のみで十分動作します。 - 高さの指定: グラデーションを見えるようにするため、
height: 100px;で要素の高さを確保しています。 - デフォルトの方向: 方向を指定しない場合、グラデーションは上から下へ適用されます。
to rightや角度(例:45deg)を先頭に追加すれば、方向を自由に変更できます。
方向を指定した応用例
左から右への斜めのグラデーションにしたい場合は、次のように書きます。
background: linear-gradient(45deg, red, orange, yellow, green, blue, purple);
このように、CSS3のグラデーション機能を使えば、画像ファイルを用意することなく、軽量かつ柔軟な多彩な装飾表現が実現できます。
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