CSS3の線形グラデーション(linear-gradient)の使い方と実装例
線形グラデーション(Linear Gradient)は、CSS3で導入された機能の一つで、2つ以上の色を直線状に並べ、上から下・左から右・斜め方向などに沿って滑らかに変化させることができます。背景装飾やボタンデザインなど、Webページの見栄えを向上させるために広く活用されています。
基本構文
線形グラデーションは background プロパティに対して linear-gradient() 関数を指定して実装します。
background: linear-gradient(方向, 色1, 色2, ...);
方向を省略した場合、デフォルトでは「上から下」へのグラデーションが適用されます。
実装例
以下のコードは、ピンクからグリーンへと変化するシンプルな線形グラデーションを実装する例です。実際にブラウザで実行して動作を確認してみましょう。
<html>
<head>
<style>
#grad1 {
height: 100px;
background: -webkit-linear-gradient(pink,green);
background: -o-linear-gradient(pink,green);
background: -moz-linear-gradient(pink,green);
background: linear-gradient(pink,green);
}
</style>
</head>
<body>
<div id = "grad1">
</div>
</body>
</html>
コードのポイント
-webkit-、-o-、-moz-といった接頭辞(ベンダープレフィックス)は、古いバージョンのブラウザ向けの互換性対応です。現在の主要ブラウザでは、標準のlinear-gradient()のみで正しく表示されます。- サンプルでは高さ100pxの
<div>要素にグラデーション背景を適用しています。
グラデーションの方向を指定する
to right や to bottom right などのキーワードを使うことで、グラデーションの向きを自由に指定できます。
/* 左から右へのグラデーション */ background: linear-gradient(to right, pink, green); /* 斜め方向(左上から右下)へのグラデーション */ background: linear-gradient(to bottom right, pink, green);
また、角度を直接指定することも可能です。例えば linear-gradient(45deg, pink, green) とすれば、45度の角度で色が変化します。色の追加も自由で、3色以上を指定すれば多層的なグラデーションを作成できます。
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