CSSの@page疑似クラスを使って両面印刷のレイアウトを設定する方法
書籍や冊子などの両面ドキュメントを印刷する場合、左ページと右ページではページボックス(余白の設定)を変えるのが一般的です。たとえば、製本側(とじしろ)にあたる部分は余白を広めに取り、外側の余白を狭くすることで、見開きでも読みやすいレイアウトになります。
CSSでは、@page ルールに :left および :right の2つの疑似クラスを組み合わせることで、左右それぞれのページに異なるスタイルを適用できます。
記述例
以下のように、@page :left で左ページの余白を、@page :right で右ページの余白を個別に指定します。
<style>
<!--
@page :left {
margin-left: 4cm;
margin-right: 3cm;
}
@page :right {
margin-left: 3cm;
margin-right: 4cm;
}
-->
</style>ポイント解説
- @page :left … 左ページ(奇数ページ・偶数ページの扱いはブラウザや印刷設定に依存します)に適用されるスタイルです。この例では製本側の左余白を
4cmに広げています。 - @page :right … 右ページに適用されるスタイルです。こちらも同様に、製本側の右余白を
4cmに設定しています。
このように左右で余白を反転させることで、両面印刷した際にどちらのページでも製本側に十分な余白が確保され、穴あけや製本の際に文字が隠れることを防げます。なお、@page ルールの対応状況はブラウザによって異なるため、実際に印刷する前にプレビューで仕上がりを確認することをおすすめします。
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