Bashプログラミング
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ZshとBashの違いを徹底比較!どちらを使うべきか解説

BashとZshは、Linuxで広く使われている2つの代表的なシェルです。この記事では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、どちらが自分に適しているのかを見極めるためのポイントをご紹介します。

シェルとは?

シェルとは、コンピュータと対話するためのコマンドラインユーザーインターフェースのことです。

テキストによる入出力を提供し、コンピュータシステムに指示を出したり、必要な情報を受け取ったりすることを可能にします。

また、シェルにはタスク自動化のためのスクリプト機能や、オートコンプリートのようにファイルシステム内の移動を素早く行うための便利ツールなども含まれています。

BashとZshはどちらもシェルです。「シェル」と呼ばれるのは、OSの中核であるカーネルの外側に存在するためです。

Bashとは?

Bash(「Bourne Again SHell」の略)は、1970年代に登場したBourne Shellの後継として、1980年代後半にリリースされました。

実はBourne Shell自体も、1971年に遡る最初のUnixシェルであるThompson Shellを置き換えるために開発されたものです。

Bashは、既存のシェルスクリプトとの互換性を保ちながら、完全に無料で利用できるシェルを提供することを目指しました。その結果、Linux OSのデフォルトシェルとして急速に普及し、その後AppleのOS Xシリーズにも採用されました。

Bashの主な特徴は以下の通りです:

  • コマンドライン補完(Tabキーを押すだけでファイルパスを自動入力できる)
  • 外部ソフトウェアに頼らずに計算処理が可能
  • コマンドの出力を簡単にリダイレクトできる
  • コマンド内で正規表現を使用できる
  • 起動時にスクリプトを実行し、環境をカスタマイズできる

Zshとは?

Zsh(「Z Shell」)は、Bourne Shellを拡張したシェルで、Bashの多くの改良点や機能を取り入れています。

Zshはプラグインやテーマをサポートしており、その拡張機能の多くはBashからの大幅な進化と評価されています。

Zshの人気が高まっていることを示す最大の証拠は、AppleがmacOSのデフォルトシェルとして採用したことでしょう。これは決して軽々しく下された決断ではないはずです。

ZshにおけるBashからの主な改善点は以下の通りです:

  • プラグインとテーマ
    • オーバーレイやカラースキームでZshを自由にカスタマイズでき、自分にとって最も必要な情報を表示するよう調整可能
    • 「oh-my-zsh」はZsh向けの有名なプラグインフレームワークで、あらゆる用途に対応する膨大な数のプラグインが利用できる
  • ファイルシステム移動コマンドの強化 — 長いパスでもディレクトリ名や各階層の頭文字を入力するだけで、Zshが最有力候補を自動補完
    • パス入力時にタイポしても、最も近い一致ディレクトリへ案内してくれるなど、入力ミスに非常に寛容
  • 浮動小数点数のサポート
  • zmvコマンドにより、大量のファイル操作が簡単に行える
  • 外部ソフトウェアを使わずに高度なファイル指定が可能
  • 名前付きディレクトリ — ~webdirのようなショートカットを設定でき、Webディレクトリへのパスを毎回手入力したり、シンボリックリンクを作成したりする必要がない

Zsh vs. Bash

スクリプトの互換性はどう?

Bashの圧倒的かつ長期にわたる人気により、シェルスクリプトは一般に「Bashスクリプト」と呼ばれることが多いです。

あるシェル向けに書かれたスクリプトが別のシェルで動作する保証はありませんが、幸いにもZshは既存のBashスクリプトのほとんどを大きな修正なしに実行できます。ただし、Zshに搭載されている改良された機能を活かすために、スクリプトを更新してみるのも良いでしょう。

引き続きBashスクリプトを使用する場合は、スクリプトの先頭に必ず以下の行を含めてください:

#!/bin/bash

この行があることで、たとえコンピュータとの対話に使用するデフォルトシェルがZshに設定されていても、システムはBashを使ってスクリプトを実行するよう正しく認識します。

どちらを使うべきか?

既存のBash向けスクリプトやサンプルを参照しながら作業する環境では、Bashを使い続けるのが賢明です。一方、新しい分野に挑戦していて、Zshの追加機能をぜひ活用したい場合や、スクリプトのコードを新シェル向けに調整することに抵抗がないのであれば、Zshを選びましょう。

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