MongoDBでグループ化をオブジェクトに投影し、点数フィールドのみを表示する方法
MongoDBでは、配列形式のドキュメントデータをJavaScriptのオブジェクト形式へ変換(投影)できます。本記事では、科目名と点数を含むドキュメントをグループ化し、科目名をキー・点数のみを値とするオブジェクトを作成する手順を解説します。
サンプルドキュメントの作成
まず、科目名(SubjectName)と点数(Marks)を含むドキュメントを配列として作成します。
> var document = [
... { "SubjectName" : "MySQL", "Marks" : 78 },
... { "SubjectName" : "MongoDB", "Marks" : 89 },
... { "SubjectName" : "Java", "Marks" : 71 },
... ];
作成したドキュメントの確認
以下のクエリを実行して、作成したドキュメントを表示します。
> printjson(document);
実行すると、次のような出力が得られます。
[
{
"SubjectName" : "MySQL",
"Marks" : 78
},
{
"SubjectName" : "MongoDB",
"Marks" : 89
},
{
"SubjectName" : "Java",
"Marks" : 71
}
]
グループ化をオブジェクトに投影するクエリ
続いて、forEach()メソッドで各ドキュメントを走査し、SubjectNameをキー、Marksを値として新しい空のオブジェクトに格納します。
> var makeObject = {};
> document.forEach(function (d){
... makeObject[d.SubjectName] = d.Marks;
... });
> printjson(makeObject);実行すると、科目名がキーとなり、点数のみが値として格納されたオブジェクトが出力されます。
{ "MySQL" : 78, "MongoDB" : 89, "Java" : 71 }処理のポイント
- var makeObject = {}; … 値を格納するための空のオブジェクトを用意します。
- forEach() … 配列内の各ドキュメントに対して、順番に関数を実行します。
- makeObject[d.SubjectName] = d.Marks; … 科目名をプロパティ名(キー)とし、その値として点数のみを設定します。これにより、SubjectNameはキーへ変換され、Marksフィールドだけが値として残ります。
この手法を活用すれば、配列形式のデータを扱いやすいオブジェクト形式へ簡単に変換でき、必要なフィールド(ここでは点数)だけを抽出して表示できます。集計結果の整形やAPIレスポンスの作成など、さまざまな場面で役立つテクニックです。
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