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MongoDBで埋め込みドキュメントの配列をクエリし、新しいドキュメントをプッシュする方法

MongoDBで埋め込みドキュメントの配列に対してクエリを実行し、条件を満たす場合にのみ新しいドキュメントを追加したい場合は、updateメソッドと$push演算子を組み合わせて使用します。ここでは、実際のサンプルコードを使って手順を詳しく解説します。

手順1:サンプルコレクションの作成

まず、insertOne()メソッドを使って、埋め込みドキュメントの配列を含むドキュメントを作成しましょう。

> db.demo573.insertOne(
...    {
...       '_id' :101,
...       'SearchInformation' : [
...          {
...             'Site' : 'Facebook.com',
...             'NumberOfHits' : 100
...          },
...          {
...             'Site' : 'Twitter.com',
...             'NumberOfHits' : 300
...          }
...       ]
...    }
... );
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 101 }

手順2:作成したドキュメントの確認

find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。

> db.demo573.find();

このコマンドを実行すると、次のような出力が得られます。

{ "_id" : 101, "SearchInformation" : [ { "Site" : "Facebook.com", "NumberOfHits" : 100 }, { "Site" : "Twitter.com", "NumberOfHits" : 300 } ] }

手順3:updateと$pushで新しいドキュメントを追加

以下は、MongoDBで埋め込みドキュメントの配列をクエリし、新しいドキュメントをプッシュする例です。$nin演算子を組み合わせることで、「Google.com」がまだ配列内に存在しない場合にのみ追加処理が実行されるようになっています。

> db.demo573.update({
...    _id: 101,
...    "SearchInformation.Site": {
...       $nin: ["Google.com"]
...    }
... }, {
...    $push: {
...       "SearchInformation": {
...          'Site' : 'Google.com',
...          'NumberOfHits' : 10000
...       }
...    }
... });
WriteResult({ "nMatched" : 1, "nUpserted" : 0, "nModified" : 1 })

手順4:更新結果の確認

再度find()メソッド(pretty()オプション付き)でドキュメントを表示して、更新内容を確認します。

> db.demo573.find().pretty();

実行すると、次のように配列の末尾に「Google.com」のドキュメントが正しく追加されていることがわかります。

{
   "_id" : 101,
   "SearchInformation" : [
      {
         "Site" : "Facebook.com",
         "NumberOfHits" : 100
      },
      {
         "Site" : "Twitter.com",
         "NumberOfHits" : 300
      },
      {
         "Site" : "Google.com",
         "NumberOfHits" : 10000
      }
   ]
}

ポイント解説

  • $push演算子: 配列フィールドの末尾に指定した値(ドキュメント)を追加します。
  • $nin演算子: フィールドの値が指定した配列内のどの値とも一致しない場合にマッチします。これにより、同じサイト名の重複登録を防止できます。
  • WriteResultの確認: nMatchedは条件にマッチしたドキュメント数、nModifiedは実際に更新されたドキュメント数を示します。

なお、MongoDB 4.2以降ではdb.collection.update()は非推奨となっています。新規開発では、単一ドキュメントの更新にdb.collection.updateOne()、複数ドキュメントの更新にdb.collection.updateMany()を使用することが推奨されています。

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