MongoDBでストアド関数を保存・実行する方法:system.jsの使い方を解説
MongoDBでストアド関数を扱うには
MongoDBでは、system.jsという特別なシステムコレクションにJavaScript関数を保存し、再利用することができます。関数を保存する際には、db.collection.save()メソッドを使用します。
まず、保存用の関数を作成してみましょう。以下がそのクエリです。
> db.system.js.save({
... _id: "displayMessage",
... value: function (data) {
... return 'The Name is: ' + data;
... }
... })このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
WriteResult({
"nMatched" : 0,
"nUpserted" : 1,
"nModified" : 0,
"_id" : "displayMessage"
})出力の「nUpserted: 1」は、新しい関数がsystem.jsコレクションに正常に登録されたことを示しています。「_id」に指定した「displayMessage」が、呼び出し時に使用する関数名になります。
保存したストアド関数を実行する
続いて、保存した関数を実行するためのクエリを見てみましょう。
> db.eval("displayMessage('John')")
WARNING: db.eval is deprecated実行結果は以下の通りです。
The Name is: John
引数として渡した「John」が関数内で連結され、「The Name is: John」という文字列が返されていることが確認できます。
注意点:db.evalとsystem.jsは非推奨
上記の出力にある「WARNING: db.eval is deprecated」が示すように、db.eval()は非推奨(deprecated)の機能であり、MongoDB 4.2以降のバージョンでは削除されています。また、system.jsによるサーバーサイドJavaScriptの保存も、現代のMongoDBでは推奨されていません。
現在のベストプラクティスとしては、ビジネスロジックはアプリケーション側で管理し、データ処理には集計パイプライン(Aggregation Pipeline)を活用することが挙げられます。レガシーな環境でsystem.jsを扱う場合を除き、新規開発での使用は避けるようにしましょう。
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