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MongoDBの$all演算子を使って配列内の複数要素を含むドキュメントを検索する方法

MongoDBの$all演算子は、指定したフィールドの値が配列であり、その配列が指定されたすべての要素を含んでいるドキュメントを選択するために使用されます。配列フィールドに対して複数の条件を同時に満たすドキュメントを絞り込みたい場合に非常に便利です。

この記事では、実際にコレクションを作成し、$all演算子を使ったクエリの実行方法とその結果を順を追って解説します。

サンプルコレクションの作成

まず、insertOne()メソッドを使用して、ClientDetailsという配列フィールドを持つドキュメントを3件挿入します。

> db.demo163.insertOne(
...     {
...        "ClientDetails": [{
...           "ClientName": "Chris"
...        }, {
...           "ClientName": "David"
...        }]
...     }
... );
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5e3686d49e4f06af551997c5")
}
> db.demo163.insertOne(
...     {
...        "ClientDetails": [{
...           "ClientName": "Mike"
...        }, {
...           "ClientName": "Sam"
...        }]
...     }
... );
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5e3686d59e4f06af551997c6")
}
> db.demo163.insertOne(
...     {
...        "ClientDetails": [{
...           "ClientName": "Robert"
...        }, {
...           "ClientName": "Sam"
...        }]
...     }
... );
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5e3686d59e4f06af551997c7")
}

上記のコレクションには、以下のようなクライアント情報が格納されています。

  • 1件目:Chris と David
  • 2件目:Mike と Sam
  • 3件目:Robert と Sam

find()メソッドで全ドキュメントを確認

次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。

> db.demo163.find();

このクエリを実行すると、以下の出力が得られます。

{ "_id" : ObjectId("5e3686d49e4f06af551997c5"), "ClientDetails" : [ { "ClientName" : "Chris" }, { "ClientName" : "David" } ] }
{ "_id" : ObjectId("5e3686d59e4f06af551997c6"), "ClientDetails" : [ { "ClientName" : "Mike" }, { "ClientName" : "Sam" } ] }
{ "_id" : ObjectId("5e3686d59e4f06af551997c7"), "ClientDetails" : [ { "ClientName" : "Robert" }, { "ClientName" : "Sam" } ] }

3件のドキュメントすべてが正しく登録されていることが確認できます。

$all演算子を使ったクエリの実行

ここで本題の$all演算子を使用します。例として、「Mike」と「Sam」の両方をClientDetails配列に含むドキュメントを検索してみましょう。

> db.demo163.find({"ClientDetails": {$all: [{"ClientName": "Mike"}, {"ClientName": "Sam"}]}});

このクエリを実行すると、以下の出力が得られます。

{ "_id" : ObjectId("5e3686d59e4f06af551997c6"), "ClientDetails" : [ { "ClientName" : "Mike" }, { "ClientName" : "Sam" } ] }

結果のポイント

出力を見ると、「Mike」と「Sam」の両方を含むのは2件目のドキュメントだけであることがわかります。3件目のドキュメントは「Sam」を含んでいますが「Mike」を含まないため、検索結果から除外されました。

このように$all演算子を使うことで、配列フィールドが指定したすべての要素を含むドキュメントだけを正確に抽出できます。なお、$allに渡す要素はオブジェクト(ドキュメント)でも単純な値(文字列や数値など)でも使用可能です。配列データを扱う際の強力な検索手段として、ぜひ活用してください。

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