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MongoDBでキーと値のペアのリストから複数ドキュメントを一括更新する方法

MongoDBでキーと値のペアのリストから複数のドキュメントを一括更新する方法

MongoDBでは、キーと値のペアを格納したリストをもとに、コレクション内の複数ドキュメントを効率よく一括更新できます。本記事では、initializeUnorderedBulkOp()によるバルク操作を使い、リスト内の各_idに対応するドキュメントのNameフィールドをまとめて更新する手順を、サンプルコードとともに解説します。

1. ドキュメントを含むコレクションの作成

まず、insertOne()メソッドを使ってサンプルデータを登録したコレクションdemo227を作成します。

> db.demo227.insertOne({"_id":"101","Name":"Chris"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : "101" }
> db.demo227.insertOne({"_id":"102","Name":"Bob"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : "102" }

2. コレクション内の全ドキュメントを表示する

find()メソッドを使うと、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。

> db.demo227.find();

実行すると、次のような出力が得られます。

{ "_id" : "101", "Name" : "Chris" }
{ "_id" : "102", "Name" : "Bob" }

3. キーと値のペアのリストから一連のドキュメントを更新するクエリ

続いて、キーと値のペアのリストをもとに複数のドキュメントを更新するクエリを見ていきましょう。更新内容を配列として定義し、forループで各要素を処理した上で、バルク操作として一括実行しています。

> var bulkUpdateValue = [{"_id": "101", "Name": "Robert"},
... {"_id": "102", "Name": "Sam"}
...];
> var bulkUpdate = db.demo227.initializeUnorderedBulkOp();
> var updateCounter= undefined;
> for (var i = 0; i < bulkUpdateValue.length; i++){
... updateCounter = bulkUpdateValue[i];
... bulkUpdate.find( {_id: updateCounter._id} ).update( {$set: {Name: updateCounter.Name}} );
... }
> bulkUpdate.execute();
BulkWriteResult({
"writeErrors" : [ ],
"writeConcernErrors" : [ ],
"nInserted" : 0,
"nUpserted" : 0,
"nMatched" : 2,
"nModified" : 2,
"nRemoved" : 0,
"upserted" : [ ]
})

このコードのポイントは以下の通りです。

  • initializeUnorderedBulkOp():バルク操作オブジェクトを初期化します。順序なし(unordered)モードのため、並列実行が可能になりパフォーマンスが向上します。
  • find() と $set:各リスト要素の_idに一致するドキュメントを検索し、$set演算子でNameフィールドを新しい値に更新します。
  • execute():保留されていたすべての更新操作を一括で実行します。

4. 更新結果の確認

もう一度find()メソッドを実行して、更新後のドキュメントを確認しましょう。

> db.demo227.find();

実行すると、次のようにドキュメントが正しく更新されていることが分かります。

{ "_id" : "101", "Name" : "Robert" }
{ "_id" : "102", "Name" : "Sam" }

まとめ

BulkWriteResultの出力にある「nMatched : 2」「nModified : 2」は、2件のドキュメントが検索条件に一致し、そのすべてが正常に更新されたことを意味します。この手法を使えば、updateOne()を個別に何度も呼び出す場合と比べて通信回数を大幅に削減できるため、大量のドキュメントを効率的に更新したい場合に非常に有効です。

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