【MongoDB】IDを指定して複数のドキュメントを取得する方法($in演算子の活用)
はい、可能です。MongoDBで_idを指定して複数のドキュメントを一度に取得するには、$in演算子を使用します。$in演算子は、指定した配列内のいずれかの値に一致するドキュメントを検索できるため、複数のIDによる一括取得に最適な手段です。
$in演算子の基本構文
IDで複数のドキュメントを取得する際の基本的な構文は以下のとおりです。
db.yourCollectionName.find({_id:{$in:[yourValue1,yourValue2,yourValue3,...N]}});配列の中に取得したい_idの値をカンマ区切りで並べるだけで、該当するすべてのドキュメントを効率的に抽出できます。
サンプルコレクションの作成
まずは動作確認のため、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.insertOne({"_id":10,"CustomerName":"John"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 10 }
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.insertOne({"_id":14,"CustomerName":"Chris"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 14 }
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.insertOne({"_id":20,"CustomerName":"Robert"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 20 }
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.insertOne({"_id":25,"CustomerName":"Sam"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 25 }
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.insertOne({"_id":30,"CustomerName":"Bob"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 30 }
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.insertOne({"_id":34,"CustomerName":"Carol"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 34 }登録された全ドキュメントの確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみます。
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.find().pretty();
実行すると、以下のような出力が得られます。
{ "_id" : 10, "CustomerName" : "John" }
{ "_id" : 14, "CustomerName" : "Chris" }
{ "_id" : 20, "CustomerName" : "Robert" }
{ "_id" : 25, "CustomerName" : "Sam" }
{ "_id" : 30, "CustomerName" : "Bob" }
{ "_id" : 34, "CustomerName" : "Carol" }6件のドキュメントが正しく登録されていることが確認できました。
$in演算子で複数のIDを指定して取得する
それでは本題です。以下のクエリでは、_idが「10」「20」「30」に一致する3つのドキュメントを一度に取得しています。
> db.retrieveMultipleDocsByIdDemo.find({_id:{$in:[10,20,30]}});実行結果:
{ "_id" : 10, "CustomerName" : "John" }
{ "_id" : 20, "CustomerName" : "Robert" }
{ "_id" : 30, "CustomerName" : "Bob" }まとめ
MongoDBで複数のIDに一致するドキュメントを取得したい場合は、$in演算子を使うのが最もシンプルかつ効率的な方法です。
配列に取得対象の_idを列挙するだけでよいため、コードも読みやすく、条件追加も容易です。大量のドキュメントを扱うアプリケーションでも、この手法を活用することで柔軟かつ高速なデータ取得が実現できます。
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