MongoDBの検索クエリに静的な値を持つフィールドを追加する方法
MongoDBでクエリ結果に静的な値(固定値)を持つフィールドを追加したい場合は、$literal演算子とアグリゲーションフレームワーク(aggregate)を組み合わせて使用します。まずは、サンプル用のコレクションを作成しましょう。
> db.fieldWithStaticValue.insertOne({"Name":"Larry","Age":24});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd6554c7924bb85b3f48948")
}
> db.fieldWithStaticValue.insertOne({"Name":"Chris","Age":23});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd655567924bb85b3f48949")
}
> db.fieldWithStaticValue.insertOne({"Name":"David","Age":26});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd655607924bb85b3f4894a")
}登録済みドキュメントの確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみます。
> db.fieldWithStaticValue.find();
上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5cd6554c7924bb85b3f48948"), "Name" : "Larry", "Age" : 24 }
{ "_id" : ObjectId("5cd655567924bb85b3f48949"), "Name" : "Chris", "Age" : 23 }
{ "_id" : ObjectId("5cd655607924bb85b3f4894a"), "Name" : "David", "Age" : 26 }$literal演算子で静的な値を持つフィールドを追加する
それでは、$literal演算子を使用して、静的な値を持つフィールドを追加するクエリを見ていきましょう。$projectステージ内で$literalを指定することで、すべてのドキュメントに同じ固定値を持つ新しいフィールドを追加できます。
> db.fieldWithStaticValue.aggregate( [
{
$project: { Name: 1,Age:1, "StaticValue": { $literal: 100 } }
}
]);実行すると、各ドキュメントに「StaticValue」という新しいフィールドが追加され、その値として100が設定されていることが確認できます。
{ "_id" : ObjectId("5cd6554c7924bb85b3f48948"), "Name" : "Larry", "Age" : 24, "StaticValue" : 100 }
{ "_id" : ObjectId("5cd655567924bb85b3f48949"), "Name" : "Chris", "Age" : 23, "StaticValue" : 100 }
{ "_id" : ObjectId("5cd655607924bb85b3f4894a"), "Name" : "David", "Age" : 26, "StaticValue" : 100 }ポイント解説
$literal演算子は、指定した値をそのままの形(リテラル)として扱うためのものです。通常、$project内で値を指定すると既存フィールドへの参照と解釈されますが、$literalで囲むことで数値や文字列などの固定値をそのまま出力できます。この仕組みを活用すれば、集計結果に対して一律のフラグや定数を付与するといった処理も簡単に実現できます。
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