PHPのfile://ラッパーとは?基本的な使い方と具体例をわかりやすく解説
はじめに
PHPでは、組み込みのラッパー(wrapper)を利用することで、さまざまなURL形式のプロトコルをファイルシステム関数で扱うことができます。さらに、stream_wrapper_register() 関数を使えば、独自のカスタムラッパーを定義することも可能です。
PHPにおけるデフォルトのラッパーは file:// であり、これはローカルファイルシステムを表します。他のプロトコルが明示的に指定されていない場合、PHPは自動的にこのファイルシステムラッパーとして処理を行います。fopen() や file_get_contents() といったファイルシステム関数に渡すファイル名の引数は、デフォルトで file:// プロトコルが適用されます。
ファイル名がスラッシュ(/)やバックスラッシュ(\)、あるいはWindows環境でのドライブレターで始まらない場合は、そのパスは現在の作業ディレクトリからの相対パスとして解釈されます。ただし、fopen() や file_get_contents() の場合は、php.ini の include_path ディレクティブに指定された場所からファイルが検索されることもあります。
file:// ラッパーは、読み込みと書き込みの同時操作、ディレクトリの作成・削除、ファイル名の変更などをサポートしています。また、php.ini 設定の allow_url_fopen ディレクティブによる制限を受けないため、URLラッパーが無効化されている環境でも利用できます。
使用例
以下に、ファイル名をさまざまな方法で指定する例を示します。
絶対パスで指定する場合
$file=fopen("C:/xampp/php/test/test.txt","w");相対パスで指定する場合
現在の作業ディレクトリが c:\xampp\php である場合、test サブディレクトリ内のファイルが開かれます。
$file=fopen("test/test.txt","w");カレントディレクトリで指定する場合
現在のディレクトリを c:\xampp\php\test と仮定すると、そのディレクトリ直下のファイルが開かれます。
$file=fopen("test.txt","w");file:// プロトコルで絶対パスを指定する場合
$file=fopen("file:///c:/xampp/php/test/test.txt","w");file:// プロトコルでドキュメントルート内のファイルを指定する場合
$file=fopen("file://localhost/test/test.txt","w");
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