C言語で配列を作成できないデータ型は?void型配列がエラーになる理由を解説
C言語では、int型、char型、float型、double型など、ほとんどのデータ型を使って配列を作成することができます。しかし、void型だけは例外的で、void型による配列の作成は不可能です。無理に宣言しようとすると、コンパイル時にエラーが発生します。
実際にどのようなエラーになるのか、以下のサンプルプログラムで確認してみましょう。
サンプルコード
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main() {
void arr1[4];
printf("A void array");
return 0;
}実行結果(エラー出力)
上記のプログラムをコンパイルすると、次のエラーが出力されます。
error: declaration of ‘arr1’ as array of voids void arr1[4];
プログラムの解説
このプログラムでは、void型の配列 arr1 を宣言しようとしています。しかし、C言語ではvoid型の配列を作成することが許されていないため、「declaration of 'arr1' as array of voids(arr1 を void 型の配列として宣言することはできません)」というエラーメッセージが表示されます。
なぜvoid型の配列は作成できないのか?
その理由は、void型が「型を持たない」ことを表す特殊な型であり、サイズが定義されていないためです。配列を作成するには、各要素のサイズをもとに必要なメモリ量を計算する必要がありますが、void型はサイズが確定しないため、コンパイラがメモリを割り当てることができません。このような仕組みから、void型の配列宣言は言語仕様として禁止されています。
なお、voidポインタ(void*)であれば任意の型のアドレスを格納できるため、汎用的なデータの扱いにはこちらを利用するのが一般的です。
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