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C言語の識別子(identifier)とは?命名ルールを具体例つきで解説

識別子とは

識別子(identifier)とは、プログラム内で変数、関数、データ定義、ラベルなどに名前を付けるために使用されるものです。

プログラミング言語を学び始める際、まず最初に押さえておくべきポイントの一つが、識別子の正しい命名方法です。

C言語において、識別子は英数字の組み合わせで構成されます。具体的には、先頭はアルファベットの文字またはアンダースコア(_)で始まり、2文字目以降はアルファベット、数字、またはアンダースコアのいずれかを使用できます。

識別子の命名ルール

識別子を命名する際には、以下のルールに従う必要があります。

1. 大文字と小文字は区別される

アルファベットの大文字と小文字は、それぞれ別の文字として扱われます。例えば、変数名として「TUTORIAL」「tutorial」「TutoRial」を使った場合、これらはすべて異なる変数として認識されます。

2. 文字数の制限に注意

識別子の長さ自体に厳密な上限はありませんが、コンパイラによっては31文字を超える識別子で問題が発生する場合があります。この制限はコンパイラごとに異なるため、注意が必要です。

3. 使用できる文字

有効な識別子には、英字(大文字・小文字の両方)、数字、アンダースコア(_)を使用できます。

4. 先頭の文字

識別子の先頭は、英字またはアンダースコアのいずれかで始める必要があります。数字で始めることはできません

5. キーワードは使用できない

「int」や「while」などの予約語(キーワード)を、識別子として使用することはできません。

識別子は一意である必要がある

識別子には重複しない一意の名前を付ける必要があります。次の例を見てみましょう。

int student;
float marks;

ここでは、「student」と「marks」が識別子です。

識別子の名前は、必ずキーワードとは異なるものにしなければならない点に注意しましょう。「int」はキーワードであるため、識別子として使うことはできません。

もう一つ、識別子の例を挙げます。

int var1, var2;
float Avg;
function sum();

このコードの構成要素

  • 「int」「float」「function」は、すべてキーワードです。
  • 「var1」「var2」「sum」「Avg」は、識別子です。

キーワードは識別子と組み合わせて使用され、その識別子の型や機能をコンパイラに伝える役割を担っています。キーワードと識別子の違いを正しく理解することは、C言語プログラミングの基礎として非常に重要です。

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