C言語のexit()関数とは?使い方と終了コードの意味を解説
exit()関数とは
exit()関数は、C言語の標準ライブラリ関数の一つで、プログラム全体を即座に終了させるために使用されます。switch文やdo-while文などのループ処理から抜け出す目的で使われることもありますが、その実態は「break文」とは異なり、プログラムの実行をその場で打ち切り、制御をオペレーティングシステム(OS)へ返すものです。
exit()関数の一般的な形式は以下のとおりです。
void exit(int code);
引数 code には終了ステータス(終了コード)を指定します。この値はOSを介して呼び出し元のプロセスに返されます。一般的な慣例として、0はプログラムの正常終了を示し、0以外の値はエラーなどによる異常終了を表すために使われます。また、exit()関数を使用する際は、ヘッダーファイル <stdlib.h> をインクルードしておく必要があります。
サンプルプログラム
次のCプログラムは、メニュー選択処理の中で exit()関数 を使用する例です。「E」が入力されると、プログラムは即座に終了します。
#include<stdio.h>
#include<stdlib.h>
void main(){
char ch;
printf("B: Breakfast\n");
printf("L: Lunch\n");
printf("D: Dinner\n");
printf("E: Exit\n");
printf("Enter your choice:");
do{
ch = getchar();
switch (ch){
case 'B' :
printf ("time for breakfast");
break;
case 'L' :
printf ("time for lunch");
break;
case 'D' :
printf ("time for dinner");
break;
case 'E' :
exit(0); /* オペレーティングシステムに制御を返す */
}
} while (ch != 'B' && ch != 'L' && ch != 'D');
return 0;
}このプログラムでは、ユーザーが「B」「L」「D」のいずれかを入力すると対応するメッセージが表示されてループが終了しますが、「E」を入力した場合は exit(0) が呼ばれ、その場でプログラム全体が終了します。
実行結果
上記のプログラムを実行すると、次のような結果が出力されます。
B: Breakfast L: Lunch D: Dinner E: Exit Enter your choice:D Time for dinner
ポイントまとめ
- exit()関数は、プログラム全体を即座に終了させ、制御をOSに返す
- 引数の終了コードは、OSを介して呼び出し元のプロセスに渡される
- 0は正常終了、0以外は異常終了を示すのが一般的な慣例
- 使用する場合は
<stdlib.h>のインクルードが必要
-
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