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C言語入門:変数とは?命名規則と宣言方法(ローカル・グローバル)を徹底解説

まずは「変数とは何か」を理解することから始めましょう。

変数(Variable)とは

  • データの値を格納するために使われるメモリ上の場所に付けた名前のことです。

  • プログラムの実行中、異なるタイミングで異なる値を持つことができます。

  • 変数名は、プログラム内での役割や性質が分かるように、プログラマが意味のある名前を自由に付けることができます。

例えば、sum(合計)、avg(平均)、total(総計)などが挙げられます。

変数の命名規則

変数に名前を付ける際には、以下のルールに従う必要があります。

  • 必ず英字(アルファベット)またはアンダースコアで始める必要があります。

  • ANSI標準では変数名の最大長は31文字です。ただし、多くのコンパイラでは先頭の8文字だけが区別されます。

  • 大文字と小文字は別の文字として扱われます。例えば、total、TOTAL、Total は3つの異なる変数として認識されます。

  • キーワード(int や float などの予約語)を変数名として使うことはできません。

  • 空白(スペース)を含めることはできません。

変数の宣言

変数を使う前に、あらかじめ宣言しておく必要があります。ここでは、宣言の構文と具体例を見ていきましょう。

構文

変数宣言の基本的な書式は次の通りです。

Datatype v1,v2,… vn;

ここで、v1、v2…vn はそれぞれ変数名を表します。

例えば、以下のように記述します。

int sum;
float a,b;

変数の宣言には、大きく分けて2つの方法があります。

  • ローカル宣言(局所宣言) − main関数などのブロック内で変数を宣言する方法です。この変数の値は、そのブロックの中でのみ参照できます。

  • グローバル宣言(大域宣言) − ブロックの外側で変数を宣言する方法です。この変数の値は、プログラム全体から参照できます。

サンプルプログラム①:ローカル宣言とグローバル宣言

C言語における変数のローカル宣言とグローバル宣言の例を以下に示します。

int a, b; /* グローバル宣言 */
main ( ){
   int c; /* ローカル宣言 */
   - - -
}

この例では、変数 a と b は関数の外で宣言されているためグローバル変数となり、変数 c は main 関数内で宣言されているためローカル変数となります。

サンプルプログラム②:利益額と損失額の計算

次に、商品の原価(Cost Price)と売価(Selling Price)から利益額・損失額を求めるCプログラムを紹介します。

#include<stdio.h>
int main(){
   float CostPrice, SellingPrice, Amount; //変数の宣言
   //costprice と sellingprice は変数、
   //float はデータ型
   printf("\n product cost price: ");
   scanf("%f", &CostPrice);
   printf("\n product selling price : ");
   scanf("%f", &SellingPrice);
   if (SellingPrice > CostPrice){
      Amount = SellingPrice - CostPrice;
      printf("\n Profit Amount = %.4f", Amount);
   }
   else if(CostPrice > SellingPrice){
      Amount = CostPrice - SellingPrice;
      printf("\n Loss Amount = %.4f", Amount);
   }
   else
      printf("\n No Profit No Loss!");
   return 0;
}

このプログラムでは、3つの変数 CostPrice、SellingPrice、Amount を float 型で宣言しています。ユーザーが入力した原価と売価を比較し、売価の方が高ければ利益額を、原価の方が高ければ損失額を出力します。

実行結果

このプログラムを実行すると、以下のような出力が得られます。

product cost price : 240
product selling price : 280
Profit Amount = 40.0000

このように、変数を適切に宣言して活用することで、プログラム内でデータを柔軟に扱うことができます。命名規則を守り、意味の分かりやすい変数名を付けることは、可読性の高いプログラムを作る第一歩です。

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