C言語の実行文(ステートメント)とは?入出力文と代入文の基本を解説
C言語で書かれたプログラムには、実際に処理を行う「実行文(実行可能なステートメント)」が含まれています。コンパイラは、これらの実行文を機械語へと翻訳する役割を担います。
ユーザーがプログラムを実行すると、コンパイル済みの機械語命令が順番に処理され、プログラムが動作します。
実行文の種類
C言語における実行文は、主に以下の2種類に分けられます。
- 入出力文(Input-Output Statements)
- 代入文(Assignment Statements)
入出力文
入出力文は、データの受け渡しを担当する重要なステートメントです。
- 値をメモリ上に格納することを「入力操作」と呼びます。
- 計算処理の後、結果はメモリに保存され、「出力操作」によってユーザーの画面に表示できます。
- すべての入出力操作は、入出力関数を使って行われます。
- 最も一般的な入出力関数は、プリプロセッサディレクティブ
#include <stdio.h>を通じて提供されます。 - 特によく使われるのが
printf()関数とscanf()関数です。
printf() 関数
画面にデータを出力するための関数で、書式は次のとおりです。
printf("書式文字列", 出力リスト);記述例:
printf("3つの数の平均 = %f", avg);printf() は、指定された書式文字列に従って値を整形し、画面に表示します。
scanf() 関数
キーボードからデータを読み込むための関数で、書式は次のとおりです。
scanf("書式文字列", 入力リスト);記述例:
scanf("%d %f", &a, &b);scanf()は、プログラムの実行中にキーボードから入力されたデータをメモリへコピーします。- 入力リストの各変数名の前には、アドレス演算子であるアンパサンド(&)を付ける必要があります。
代入文
代入文は、変数に値を格納するステートメントであり、プログラム内で算術演算を行う際にも使用されます。
構文
変数 = 式
記述例:
- c = a + b;
- avg = sum / 3;
- r1 = (b * b − 4 * a * c);
サンプルプログラム
以下は、3つの整数の平均値を計算するCプログラムの例です。
#include<stdio.h>
main(){
int a,b,c,d;
float avg;
printf("Enter values for a,b,c:\n");
scanf("%d%d%d",&a,&b,&c);
// scanf()は実行中にキーボードから入力されたデータをメモリへコピーする
d=a+b+c; // 代入文
avg=d/3;
printf("Average avg=%f",avg);
}実行結果
このプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
Enter values for a,b,c:2 3 4 Average avg=3.000000
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