C#の組み込み例外と例外処理の基本をわかりやすく解説
例外(Exception)とは、プログラムの実行中に発生する問題やエラーのことです。C#では、以下の4つのキーワードを使って例外を適切に処理することができます。
try
tryブロックは、特定の例外が発生する可能性のあるコードの範囲を示します。このブロック内で例外が発生すると、対応するcatchブロックへ制御が移ります。
catch
catchキーワードは、発生した例外を受け取って処理するためのものです。catchブロックでは、例外の種類に応じた対処を行うことができます。
finally
finallyブロック内の処理は、例外がスローされたかどうかにかかわらず、必ず実行されます。リソースの解放など、確実に実行したい後処理を記述するのに適しています。
throw
プログラムの中で問題が検出されたときに、throwキーワードを使って例外をスローします。独自の例外を意図的に発生させることも可能です。
サンプルコード
C#プログラムでエラー処理を行う例を見てみましょう。ここでは、0で除算した場合に発生する「DivideByZeroException」を捕捉する例を紹介します。
using System;
namespace MyErrorHandlingApplication {
class DivNumbers {
int result;
DivNumbers() {
result = 0;
}
public void myDivision(int num1, int num2) {
try {
result = num1 / num2;
} catch (DivideByZeroException e) {
Console.WriteLine("Exception Caught: {0}", e);
} finally {
Console.WriteLine("Result: {0}", result);
}
}
static void Main(string[] args) {
DivNumbers d = new DivNumbers();
d.myDivision(5, 0);
Console.ReadKey();
}
}
}このコードでは、myDivisionメソッドに5と0を渡しているため、tryブロック内で0による除算が行われ、DivideByZeroExceptionが発生します。catchブロックでその例外を捕捉してメッセージを出力し、finallyブロックで計算結果を表示します。
出力結果
Result: 0
このように、例外処理を活用することで、エラーが発生してもプログラムが強制終了することなく、適切な処理を続けることができます。特に数値計算やファイル操作など、失敗の可能性がある処理では、try-catch-finallyの構造を活かした堅牢なコード設計が重要です。
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