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C#のリテラルとは?整数・浮動小数点・文字列リテラルの基本を解説

リテラル(literal)とは、ソースコード中に直接記述される固定値のことです。定数は、プログラムの実行中に変更することができない固定値を指します。

定数は、整数定数や浮動小数点定数、文字定数、文字列リテラルといった基本的なデータ型のいずれかとして表現されます。また、列挙型(enum)による定数も存在します。

この記事では、C#における代表的なリテラルである「整数リテラル」「浮動小数点リテラル」「文字列リテラル」について、それぞれの書き方と具体例を解説します。

整数リテラル(Integer Literals)

整数リテラルは、10進数または16進数の定数として表現できます。基数を指定するためのプレフィックス(接頭辞)が用意されており、16進数の場合は「0x」または「0X」を先頭に付けます。10進数の場合は、プレフィックスを付けません。

整数リテラルの記述例は以下の通りです。

20   // int型
30u  // unsigned int型(符号なし整数)
30l  // long型(長整数)

このように、末尾に「u」を付けると符号なし整数、「l」を付けるとlong型として扱われます。大文字・小文字のどちらでも指定可能です。

浮動小数点リテラル(Float Literals)

浮動小数点リテラルは、「整数部」「小数点」「小数部」「指数部」の要素で構成されます。表記方法としては、普段使い慣れた10進形式と、科学技術計算などで用いられる指数形式の2種類があります。

浮動小数点リテラルの記述例は以下の通りです。

2.64734      // 10進形式
314159E-5F   // 指数形式(float型)

指数形式では「E」または「e」を使って指数を表し、末尾に「F」または「f」を付けるとfloat型、「D」または「d」を付けるとdouble型として扱われます。

文字列リテラル(String Literals)

文字列リテラル(文字列定数)は、ダブルクォーテーション「""」で囲んで記述します。また、先頭に「@」を付けた「@""」という形式(逐語的文字列リテラル)も利用でき、この場合はエスケープシーケンスが無効になり、改行などをそのまま記述できます。

文字列の中身は、通常の文字のほか、エスケープシーケンス(\n や \t など)、Unicode文字(\uXXXX 形式)といった、文字リテラルと同様の要素を含めることができます。

文字列リテラルの記述例は以下の通りです。

"Hello, World"
"Welcome, \\nC# Programming"
@"C:\\Users\\Documents"

特にファイルパスなどを扱う場合、「@」を付けた逐語的文字列リテラルを使うと、バックスラッシュ(円記号)のエスケープが不要になるため、コードが読みやすくなります。

  1. JavaScriptのオブジェクトリテラルとコンストラクターの違いをわかりやすく解説

    オブジェクトリテラルとnew Object()は同じことをしているJavaScriptでは、new Object()という記述方法と、オブジェクトリテラル({})を使う記述方法のどちらでも、まったく同じ結果が得られます。どちらも新しいオブジェクトを初期化するための構文だからです。ただし、オブジェクトにプロパティを追加していく段階になると、記述方法によってコードの見た目や扱いやすさに多少の違いが生じてきます。オブジェクトリテラルによる初期化例let a = {     name: Ayush }上記の初期化は、以下のいずれかの書き方と完全に同等です。new

  2. JavaScriptのタグ付きテンプレートリテラルとは?使い方を実例で解説

    テンプレートリテラルには、タグ付きテンプレートリテラル(tagged template literal)と呼ばれる応用形があります。タグ付きリテラルは関数定義に似た仕組みで、テンプレートリテラルを自由に解析・加工できるのが大きな特徴です。 通常の関数呼び出しとは異なり、タグ付きリテラルでは括弧 () を使用しません。テンプレートリテラルの直前にタグ関数名を置くだけで呼び出しが行われ、タグ関数の第1引数には文字列リテラルの配列が渡されます。その後、テンプレート内の ${} で埋め込まれた式の評価結果が、残りの引数として順番に渡されていきます。 タグ関数に渡される引数の構成 第1引数:テンプレー