C#の例外処理キーワード「try / catch / finally / throw」の使い方を徹底解説
C#における例外処理の基本
C#の例外処理は、以下の4つのキーワードを組み合わせて実装します。それぞれの役割を正しく理解することで、予期しないエラーにも強い堅牢なプログラムを構築できます。
try ― 例外を監視するブロック
tryブロックは、例外が発生する可能性のあるコードを囲むためのブロックです。このブロック内で例外が発生すると、処理は直後のcatchブロックへ移ります。tryブロックの後には、1つ以上のcatchブロックを続けることができます。
catch ― 例外を捕捉するハンドラー
catchブロックは、プログラム内で問題が発生した箇所を適切に処理するための例外ハンドラーです。catchキーワードによって発生した例外を捕捉し、エラーの内容に応じた対処を行えます。また、例外の種類ごとに複数のcatchブロックを用意することも可能です。
finally ― 必ず実行されるブロック
finallyブロックは、例外が発生したかどうかにかかわらず、必ず実行したい一連のステートメントを記述するために使用します。たとえば、ファイルを開いた場合は、例外の有無に関係なくファイルを確実に閉じる必要があります。このようなリソースの解放処理にfinallyブロックが活用されます。
throw ― 例外を明示的にスローする
プログラムの実行中に問題が検出された場合、throwキーワードを使用して例外を明示的にスロー(送出)できます。これにより、呼び出し元のコードに対して異常事態を通知し、適切なエラー処理を促すことができます。
例外処理の基本構文
C#で例外処理を行うには、次のような構文を使用します。
try {
// 例外が発生する可能性のあるステートメント
} catch( ExceptionName e1 ) {
// エラー処理コード
} catch( ExceptionName e2 ) {
// エラー処理コード
} catch( ExceptionName eN ) {
// エラー処理コード
} finally {
// 必ず実行されるステートメント
}このように、tryブロックで例外の発生を監視し、catchブロックで例外の種類に応じたエラー処理を行い、finallyブロックでリソースの解放などの後処理を確実に実行する――これがC#における標準的な例外処理のパターンです。
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