C#の#defineプリプロセッサディレクティブとは?基本と使い方を解説
#defineは、C#におけるプリプロセッサディレクティブの一つで、「シンボル」と呼ばれる一連の文字列を定義するために使用します。これにより、シンボリックな定数を作成することができます。
#defineで定義したシンボルは、#ifディレクティブに渡す式として利用できます。シンボルが定義されていれば、その式はtrueと評価されます。
#defineの基本的なルール
#defineディレクティブは、ファイル内の他のコード(usingディレクティブなど)よりも前に記述する必要があります。また、#undefを使用すると、一度定義したシンボルを未定義の状態に戻すことも可能です。
コード例
#define ONE
#undef TWO
using System;
namespace Demo {
class Program {
static void Main(string[] args) {
#if (ONE && TWO)
Console.WriteLine("両方とも定義されています");
#elif (ONE && !TWO)
Console.WriteLine("ONEは定義され、TWOは未定義です");
#elif (!ONE && TWO)
Console.WriteLine("TWOは定義され、ONEは未定義です");
#else
Console.WriteLine("どちらも定義されていません");
#endif
}
}
}
実行結果
ONEは定義され、TWOは未定義です
コードの解説
この例では、ONEが#defineによって定義され、TWOは#undefによって未定義にされています。そのため、条件式「(ONE && !TWO)」がtrueと評価され、対応するConsole.WriteLineメソッドの出力が実行されます。
#defineの注意点
C#の#defineは、C言語のような値を持つマクロ定義とは異なり、単に「定義されている/されていない」を判定するためのフラグとして機能します。値の代入はできず、シンボルの有無のみを扱います。
実際の開発では、デバッグ用コードの有効化・無効化の切り替えや、プラットフォームごとの条件付きコンパイルなどに幅広く活用されています。
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