C#の静的(固定長)配列とは?基本概念と使い方を実例で解説
静的配列とは何か
静的配列(スタティック配列)とは、生成時にサイズが決定され、以降変更できない固定長のデータ構造です。C#では、staticキーワードを付けて宣言することで、クラス全体で共有される配列として扱えます。
静的配列は、要素数があらかじめわかっていて、プログラムの実行中に増減しないデータを格納するのに適しています。
静的な文字列配列の宣言例
以下は、静的な文字列配列の例です。格納されるデータは固定であり、後から要素を追加したり削除したりすることはできません。
static string[] _fruits = new string[] {
"apple",
"mango"
};
このように宣言された配列は、インデックス0に「apple」、インデックス1に「mango」が格納され、その構成は固定されたままになります。
静的配列の作成とアクセス:完全なサンプルコード
次に、C#で静的配列を作成し、それにアクセスして値を表示するまでの一連の流れを、完全なサンプルコードで確認してみましょう。
using System;
class Demo {
static void Main() {
foreach (string fruits in Program.Fruits) {
Console.WriteLine(fruits);
}
}
}
public static class Program {
static string[] _fruits = new string[] {
"apple",
"mango"
};
public static string[] Fruits {
get {
return _fruits;
}
}
}
コードのポイント
_fruitsはProgramクラス内でstaticとして宣言されたプライベートな文字列配列です。Fruitsプロパティを通じて外部から配列の内容を読み取れるようにしています。Mainメソッドではforeachループを使い、配列内の全要素を順番に取り出してコンソールに出力します。
実行結果
apple mango
補足:静的配列と動的コレクションの違い
静的配列はサイズが固定であるため、実行時に要素数を柔軟に変更したいケースには向いていません。可変長のコレクションが必要な場合は、List<string> などのジェネリックコレクションを使用するのが一般的です。
一方で、静的配列はメモリ効率が良く、要素数が確定しているデータ(曜日名、設定値など)を扱う際にはシンプルで安全な選択肢となります。
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