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C#でユーザー定義例外を作成する方法|サンプルコード付きで解説

例外(エクセプション)とは、プログラムの実行中に発生する問題のことです。C#における例外は、ゼロ除算を試みた場合など、プログラムの実行中に生じる例外的な状況に対する応答として扱われます。

C#では、標準ライブラリが提供する例外だけでなく、開発者自身が独自の例外クラスを定義することもできます。これを「ユーザー定義例外」と呼びます。ユーザー定義の例外クラスは、Exceptionクラスから派生させて作成するのが基本です。

以下に、具体的な実装例を示します。

サンプルコード

using System;

namespace UserDefinedException {
    class TestFitness {
        static void Main(string[] args) {
            Fitness f = new Fitness();
            try {
                f.showResult();
            } catch(FitnessTestFailedException e) {
                Console.WriteLine("User defined exception: {0}", e.Message);
            }
            Console.ReadKey();
        }
    }
}

public class FitnessTestFailedException: Exception {
    public FitnessTestFailedException(string message): base(message) {
    }
}

public class Fitness {
    int points = 0;

    public void showResult() {
        if(points < 110) {
            throw (new FitnessTestFailedException("Player failed the fitness test!"));
        } else {
            Console.WriteLine("Player passed the fitness test!");
        }
    }
}

コードのポイント

上記のコードでは、次のようにしてユーザー定義例外を作成しています。

public class FitnessTestFailedException: Exception {
    public FitnessTestFailedException(string message): base(message) {
    }
}
  • Exceptionクラスの継承: FitnessTestFailedException クラスは Exception クラスを継承することで、独自の例外として機能します。
  • コンストラクタでのメッセージ受け渡し: base(message) を呼び出すことで、エラーメッセージを基底クラスであるExceptionに渡しています。
  • 例外のスロー: showResult() メソッド内で、フィットネステストの点数が110未満の場合に throw 文によってカスタム例外をスローします。
  • 例外の捕捉: 呼び出し元の Main メソッドでは、try-catch ブロックを使ってこの例外を捕捉し、e.Message プロパティからエラーメッセージを出力しています。

このように、業務上の特定のエラー状況(例:テスト不合格、不正な入力値など)を表現したい場合に、ユーザー定義例外を活用すると、コードの可読性と保守性が大きく向上します。

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