C#のMainメソッドでコマンドライン引数を受け取る方法をわかりやすく解説
C#におけるエントリーポイント「Mainメソッド」とは
C#プログラムの実行は、必ずMain()メソッドから始まります。Mainメソッドはプログラムのエントリーポイント(開始地点)であり、次のように宣言します。
static void Main(string[] args)
コマンドライン引数を受け取る仕組み
Mainメソッドのパラメータである文字列配列 args に、コマンドラインから渡された引数が格納されます。
string[] args
たとえば、2つの引数を渡して起動した場合、args には次のような値が自動的に設定されます。
var args = new string[] { "arg1", "arg2" }このように、外部からプログラムに値を渡したい場合でも、特別な処理を書くことなく args 配列経由で簡単に受け取ることができます。
サンプルコード
実際の動作を確認できるサンプルコードは以下の通りです。
using System;
namespace Demo {
class HelloWorld {
// コマンドライン引数を受け取るためのargs
static void Main(string[] args) {
Console.WriteLine("Welcome here!");
Console.ReadKey();
}
}
}この例では、引数の有無にかかわらず「Welcome here!」というメッセージを表示し、キー入力を待って終了します。args.Length を参照すれば、渡された引数の個数を確認することも可能です。
Visual Studioを使わずコマンドラインでコンパイル・実行する手順
Visual StudioのIDEを使用せず、コマンドラインだけでC#プログラムをコンパイルすることもできます。手順は以下の通りです。
- テキストエディタを開き、上記のコードを入力します。
- ファイル名を helloworld.cs として保存します。
- コマンドプロンプトを開き、ファイルを保存したディレクトリへ移動します。
csc helloworld.csと入力してEnterキーを押すと、コードがコンパイルされます。- コードにエラーがなければ、コマンドプロンプトは次の行に進み、実行ファイル helloworld.exe が生成されます。
helloworldと入力してプログラムを実行します。- 画面に「Welcome here!」という出力が表示されれば成功です。
補足:モダンな.NET環境での実行方法
近年の.NET(.NET Core以降)では、csc コマンドの代わりに dotnet build や dotnet run を使うのが一般的です。また、引数付きで実行する場合は dotnet run -- arg1 arg2 のように指定すると、args 配列に値が渡されます。
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